「バテない」ボイストレーニング習慣とは

バテてる様子 ボイトレジム

タイトルの「バテない」とは、

喉が疲れて声枯れがしないために響きのある声を作る
ロングトーンを40秒目標にする
ある程度まとまった曲数を歌える体力をつける

このように「声がバテない」と捉えてもらっても構いませんが、今日は違った切り口で忘れていそうな大切なことをお伝えしましょう。

まず、

バテない=飽きが来ない

と捉えてみましょう。

それが次にくるワードである「ボイトレ習慣」に繋がってくることだと考えるからです。

ここで、

読者のあなた
な~んだ。。。

と感じた方、ブラウザバックするか?このまま読み進めていくか?お任せします。できれば読み進めていってほしいなぁ(^^♪

ボイストレーニングは、生活に活かしてこそ♪

今回の内容は、以前にアップした記事の続編と考えていただいて構いません。

ボイストレーニングをやって得られるモノ
あなたがボイストレーニングを習う目的は何でしょう?ボイストレーニングをやって得たいモノは何でしょう? マーケティングの世界ではベネフィットと呼ばれていますが、今回の内容はマーケティングのお勉強ではありません。 習っているあなたは、今一度考えてみるのもステップアップのための良いきっかけとなります。これ...

今回の内容をひと言で言い表すと、次のようになります。


✅ インストールインプット
✅ アウトプットができるということ≒表現としての運用能力がついてきている


詳しく見ていきましょう。

ボイストレーニングでいうところのインプットをおさらい

まず、インプットを大切にしましょう。音の情報の入り口となるからです。よく挙げられるトレーニングの代表例としては、

  • 聴覚 耳のトレーニング
  • 音程 インターバルトレーニング
  • 音程 コード感覚を養うトレーニング
  • シャドウイング

などです。

これらをチェックする場合、自分自身の声を録音することが一番ですが、これを嫌う人が多いのです。次の段階に進めなくなります。レッスンでは必ず、あなた自身の声を録って聴いてください。

嫌がっているとなかなか次へのステップが難しくなります。まずこれがバテないボイストレーニング習慣の土台です。

▼インプット関連の記事はこちらを参照

ボイストレーニングだからこそ鍛えたい感覚
現在では大都市圏を中心にボイトレスクールがひしめき合っている状態です。そんな中で声の力を知っている人はボイストレーナーの方をはじめ、ボーカリスト、役者さんや声優さん、アナウンサー、通われている生徒さん・・・。それでも一握りです。 ボイストレーニングの場合、楽器を買う事もないので手軽にできちゃったりし...

声の解釈コンプレックスのある声についての考え方はこちら

ボイストレーニングでどんな声を望みますか?
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あなたのしていること、それはインプットではなくインストール!

今はネット社会となり、インプットの仕方も変わってきました。

 

が、

今あなたのしていること、本当にインプットでしょうか?インプットしているつもりでも、インストールしているとしか思えない場合もあるのです。

インストールの例

  • ボイストレーニングの情報をあさる
  • ノウハウコレクター
  • ノウハウコレクター
  • ノウハウ・・・

YouTubeのボイトレ動画を観ることは素晴らしいことです。でもそのコンテンツが、説明の割合が長いのか?「痩せる!腹筋6パックを作る●●分間エクササイズ」のように観ながら練習出来るものなのか?見極めないとなりません。

どのような形態、やり方でボイストレーニングを行なおうが、自分の声を聴く習慣とモニターする能力をつけていかないと、それはインストールでしかあり得ません

インストールしたアプリは使わないとインプットできません。あなた自身の声を聴きながら、良い点や改善したい点を担当トレーナーと共に話し合ってみましょう。これが習慣になると本当に変わってきます。

モニター能力についてはこちら

英語の歌をネイティブ並みに近づけるために知っておきたいこと
昨年11月(2018年11月から)から上映された映画『ボヘミアンラプソディ』の大ヒットで、「英語の歌を歌いたい」といった方のお問い合わせが増えてきています。 YouTubeで 洋楽-歌い方 で検索をかけてみると、結構たくさんでてきます。 今回は、洋楽初心者の方でも、ある3つの項目に関心を向ければ、練...
あなたを「歌うま」に向けて劇的に変えるポイント
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アウトプットのその先を眺めてみると

インストールではなく、インプットの大切さモニター能力が分かったら、次にアウトプットの先を眺めてみましょう。

このサイトでもよく挙げている言い回しがあります。

室長
アウトプットのためのインプットをしましょう。

ボイストレーニングスクールや教室でよく挙げられるアウトプットは、発表会やライブなどです。もちろんそれも大切です(どこのスクールや教室でもいろいろと問題山積なのは事実ですが)。その先を考えてみましょう。

人前で歌ったり演奏したりすることについて
こんにちは。今日は人前で歌ったり演奏したりすることについて、見ていくことにしましょう。今回は、ボイストレーニング教室やスクールで行なわれているライブについて書いていきます。 歌う、表現するパフォーマンスを考えるひとつのきっかけとなれば幸いです。 ボイトレスクールや教室で行なえる生徒さんのためのライブ...

アウトプットの先を眺められないとこんな感じになってしまうんでしょうか?数年前に書いた記事です。

ボイトレしてても、コミュニケーションプアから抜け出せないバカ
はい。ものすごいタイトルをつけてしまいましたね。 これは、自分への戒めでもあるんです。 ボイトレをしていていくら良い声をだせていても、良い声だけでは伝わらないのが現代のコミュニケーションでしょう。 ▼以前、こちらの記事に書いた事です。 先日、こんなタイトルの本を図書館で見つけてしまいました。 思わず...

習慣によって気づくこととは?

ボイストレーニングのレッスンで獲得、習得した「良い声」が使えるということなのです。僕はこれを声の運用能力と呼んでいます。以前書いた記事と結びつくことです。

大切なことは、最終的に「その人の歌声、表現」を形作るために、ボイトレで積み上げていく。それは、楽器演奏やスポーツ、語学の習得(獲得)と似ているところがあります。

何よりも大切なことは、ボイトレをやって声だけを良くするのではなく、その先にあるモノが大事だと考えます。良い声を出して歌えたり発話できる能力があっても、実際にその能力を活かして活動、生活しないことには勿体ないのです。特に事務所所属のあ・な・た!考えてみましょう。

✅日常生活に役立てられる
✅仕事やプライベートの頼もしい味方となる
✅声そのものを表現(歌、ナレーション、発語発話)として伝えられる

実生活に生かされてこそのボイストレーニングです!

▼詳しくはこちらをクリック

ボイストレーニングをやって得られるモノ
あなたがボイストレーニングを習う目的は何でしょう?ボイストレーニングをやって得たいモノは何でしょう? マーケティングの世界ではベネフィットと呼ばれていますが、今回の内容はマーケティングのお勉強ではありません。 習っているあなたは、今一度考えてみるのもステップアップのための良いきっかけとなります。これ...
ボイトレをやっている4割程度の人しか知らないこと
トレーナーとして生徒さんに向き合っていると、いろんなタイプの方にお目にかかります。 例えば、 この曲をこう歌いたいとテクニック面をいろいろ訊いてくる人 ライブに出たい!といってパフォーマンスを求めてくる人 自分でライブを企画運営する力もないので教室側にそれを求めてくる人 とにかく直ぐにうまくなりたい...

『変わる事だけ』を求めていると、成長も飛躍も進化もないでしょう。それでは表現として使える運用能力は育ちません。

僕はそう感じています。

何故ならそれだけを目的にしてしまうからです!

こういった人たちは達成した途端

変わることだけを目的にしている人
はいっ、達成できました。これで終わりです…

となってしまいます。

そして、小さな地道な努力、少しずつやれば誰でもできることをバカにする傾向があります。

室長
変わった状態をどうキープしながら次に繋げるか?の方が大切で価値のある在り方。地道な努力をコツコツと重ねる事が出来る人に運用能力は育っている。そんな人には魅力を感じる。

そう思えてならないのです。

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