ボイトレのレッスンで上達するためには?♪
シリーズ最終回となる今回は、入会後のレッスンに対しての望む姿勢についてお話しましょうか。ここでは、コツ、テクニック、スキルのようなものは書いてありません。どちらかというと「学ぶ側や習う側」の目線から書いた内容です。
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上達していくためには、何に気をつければよいのでしょうか?
それは、次の5つです。
☑ 自分自身の習い方、学び方を振り返ってみる
☑ 自分自身のビリーフに気づく
☑ 上達の仕方は人それぞれ
☑ ノウハウコレクターにならない
☑ 目標を小分けにして達成感を味わう
自分自身の習い方、学び方を振り返ってみる
もう一度、あなたの心の中にある3つの欲と素直に対話してみましょう。
3ヶ月、半年、1年、1年半と区切りをつけて初心に立ち返ってみましょう。初心に立ち返ることが出来ない場合は「辞め時」です。(笑)
何故なら、生徒さんがこの位の時期に慣れてきて「辞めたい虫」が疼くからですぅ~。
自分自身のビリーフに気づく
【ビリーフ】=信念、信条のこと。どのように教えたり教えてもらうのが良いのかということ。教える側にも教わる側にも持っています。
これは、トレーナーだけでなく、教わる生徒さん側にもあるのはご存知でしたか?
例えば
- 教える側と教えてもらう側の関係、立ち位置をあくまでも対等だと考えている人。
- また、先生は何でも知っていると思っている人。
- 理論を教えてくれるトレーニングが良いと考えている人。
- トレーニングだから身体を動かす方がやった実感がある。 など
過去の習い事で、自分がどういう想いで受けていたのが伸びたのか?
どういった方法を提示されたら自分が伸びていたのか?
これらを思い出してみることです。そこにレッスンの受け方のヒントが隠されていることでしょう。
習い事はボイトレが初めてという人は、小さなことでもトレーナーに質問してみることです。そうすることで新しい気づき、発見がでてきます。
上達の仕方は人それぞれ
自分の性格やライフスタイルと照らし合わせて続けてください。
無茶をしてやったとしても即上達しないのが声のトレーニングです。
時には気分がのらなかったり、出された課題をやれない場合もあるかもしれません。
また、他の生徒さんと必要以上に比較をしてしまう事もあるでしょう。
入会後しばらくして
「初めにイメージしていたものと違う。伸びているんだろうか?」
と感じているのなら、遠慮なく相談しましょう。上達するのは他でもなく、あなた自身なのですから。目標を掲げて始めたのに仕事が忙しくなった。なかなか上達しないなど。
中にはプライベートな悩みを相談してくる生徒さんもいます。(その勇気に拍手)
親身になって考えてくれるという事は、それだけ居心地の良い教室やスクールなので、頑張れますね。生徒さんとトレーナーとの相互協力はお互いの成長を促すために大切なのです。
ノウハウコレクターにならない
やり方だけ知っているけれど、実際やれていない。
方法はたくさん知っている。しかし効果、結果、成果が出ていない。
こういった人たちのことをノウハウコレクターと呼んでいます。
こういった人たちほど教則DVDや教材をたくさん持っている。でも宝の山で持ち腐れなんです。
自分に添ってくれるトレーナーの元で本当に自分に合ったボイトレメニューを見つける。それまでは、ある程度の試行錯誤が必要になります。比較して落ち込むこと、目移り、青い鳥症候群・・・。克服できますか?
目標を小分けにして達成感を味わう
モチベーションが下がらないためにも、小さくてもいいので自分の目標を持ってみましょう。
大きな目標ではなく、小さな目標なら「before→after」をレッスンで体感することが可能です。
- レッスンで与えられた課題を出来るようにする。
- 教室やスクールで知り合った仲間とユニットを組んでオープンマイクに出演する。
- 教室やスクールで行われるイベントに出場する。
小さな目標をひとつずつクリアすることで達成感が得られます。そうなれば上達している自分をほめてあげられるでしょう。
伸びていく生徒さんの特徴
想像(イメージ)+創造(工夫×遊び心)→楽しむ
上のどれかひとつが欠けても継続と成長は期待できません。学び、体感する過程で、生徒さん自身の学び方に道筋をつけてあげられるトレーナーの元でレッスンを続ける。すると、伸びていくし、長く続きやすい傾向があります。
入会、入所してから伸びない生徒さんにはある傾向があります。
「この練習を続けていれば上手くなるんですか?」
上達の実感が少ないのに、続けていれば伸びるかもしれないという変な?期待感。これはトレーナー側の伝え方に問題があることと、受け手側の生徒さんにも学び方のスタイルを理解していないことが原因です。
出会えてよかったと思えるスクールや教室に巡り合うために
体験レッスンを受けたいスクールや教室を2校に絞りましょう。
それも同じようなタイプではなく、運営方針やカラーの異なった2校にすることを提案します。
また当教室のように、スクールによっては別の講師で体験レッスンを複数回受けることが出来る所もあります。
これまでお届けした「スクール、教室選びガイド集-どうする?スクール選びとレッスンの受け方」はこれで完結します。
このページに訪れた皆さんにとって、良いスクールに巡り合えることを祈っています。
では、体験レッスンに行ってらっしゃい♪(^O^)/