ボイストレーニングが関わっている分野

ボイスコミュニケーション ボイトレジム

ワンバイブスで行なわれているボイストレーニング・プログラム(パフォーマンス活声課®)はどの分野に活かされるのでしょうか?

ここでは、ボイストレーニングがどんな分野で役に立つのかをお伝えしていきます。意外と多岐に及んでいますのでビックリするかもしれませんよ。

ボイストレーニングで取り扱う範囲(当教室が扱う分野)

結論から伝えましょう。ボイストレーニングとは、相手、お客様とのコミュニケーションをとるための豊かな道具といえます。

その背景には、声とコミュニケーションは切っても切れない関係にあるからです。

一方、一部の方々にとっては声が出せない場合もあるでしょう。そこで使われるのが手話ですよね。巷では「手話は視覚言語だ」と言われています。僕は誤解を恐れずに言えば、

手話=視覚的要素のボイス(見える声)

と考えています。現状、ワンバイブスでは手話を扱ってはいません。

ワンバイブスのボイストレーニングが関わる分野の図

それでは、各分野別に説明していきます。上の図を参照しながら読み進めていってください。

音楽

まずは、音楽の世界からです。

昭和の時代からよくあるボイストレーニングに対してのイメージは

  • プロが目指すトレーニング
  • 声楽を中心とする歌のトレーニング

でしょう。しかし今ではもっともっと広い範囲で行なわれていることは知っている人も多いでしょう。

歌う分野

ひとつ目は歌う分野です。プロが仕事として使う声。その商売道具を維持させるためのボイストレーニングをはじめとして、プロ志向の方々やアマチュアで楽しんでいる人たちにも行っています。

とはいうものの、「歌う」という行為はスポーツと同じように深みがあるのです。このことを知ったうえで、さらに立場を変えていきながらアプローチをかけていきます。プロだアマチュアだ楽しんでいるだけでなく、「歌う」ことの広がりと奥深さを体感するためにどのように声を使ってゆくのか?

  • カラオケでうまくなりたいために行なう(表現職)
  • ライブに向けて声を作り上げてゆく(表現職、技術職)
  • レコーディングを目的としたもの(表現職、技術職)
  • トレーナーを目指す人のためのボイストレーニング(教育職)

いわゆる、音楽業界で収入を得る3つの方法になりますね。このようなアプローチも大切にしているのです。

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音楽以外の分野

一方、音楽以外の分野でも、ボイストレーニングは受講生や生徒さんの声の上達を促しています。ある意味、こちらの分野の方が多彩かもしれません。

言葉の分野

第1に言葉、言語の分野です。

実は最近、オンラインでの声の出し方や話し方でお悩みの人が多いのです。リアル対面で話す時とどのように違うのか?知りたい方がたくさんいらっしゃいます。

また、学生は就活のボイトレで声を使います。さらに中間管理職以上の方々はプレゼン、そればかりでなく経験豊かな講師も話し言葉ボイトレの重要性を分かっていらっしゃいます。

他方では朗読、さらには日本語教育の分野にまで関わってくるのです。具体的には日本語教師に向けてのボイストレーニング。教師と学習者(日本語教育の世界では生徒さんの事をこのように呼びます)のパフォーマンスを上げるための能力のつけ方を伝えています。

いずれにせよ、発音や滑舌を中心としたことだけではなく、インプットとアウトプットのバランスの中で声、言葉を密接につなげていきます。

美容と健康の分野

第2は美容と健康の分野です。

生徒さんが望むならば、筋トレをやりながらのトレーニングも柱のひとつとしています。

また、

男性トレーナー
男性トレーナー

セルフケアやマッサージ、施術を行ってから声を出すと出しやすくなる。

といった経験から「自分のカラダをセルフケアして声を発する」といったアプローチもかけています。元気なカラダでエネルギーに満ち溢れた声と伝え方は自分も相手をも豊かにします。

とりわけ、言語障害、特に吃音としっかり向き合うためのボイストレーニングも提案しています。これが吃音の生徒さんたちに大好評!とても喜んでいただけているのです。

スピリチュアルの分野まで

さらに図をご覧いただくと、スピリチュアルの分野にまでボイストレーニングが浸透していることが面白く感じられます。

事実、生徒さんとして占い師(先生)が2名、ボイストレーニングを習ってくださっています。

女性トレーナー
占い師の生徒さん

染み込むような声でお客様にリーディングをしたい。

という目標をお持ちでした。

まとめ

このように、いろんな分野に声が関わっていることを知ってどのように思われましたか?何を感じましたか?

自分の声は普段当たり前すぎるため、向き合っていない人が8割以上もいます。

普段生活の中で、当たり前に出している声ですが、ここまでちゃんと向き合ったことがなく、大切にしてこなかったんだなあと反省しました。これからもっと自分の声を意識していこうと思います。

これからあなたも、自分の声と仲良くなるきっかけを掴んでいきませんか?

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