ここ数年、いえコロナ以降(2020年)でしょうか?
例えば、アスリートや表現の仕事で活躍する人の中に若い人が多くなっています。
一方、これまで人生経験を積んでこられた方たちの活躍も目を見張るものがあります。
まだまだ若いなあ。人生の先輩として尊敬します。
さらにこの状況は、一層二極化されることに間違いありません。
ここで言う二極化とは、
続けてゆける人とそうでない人との差が激しく分かれる
という意味です。
なぜそのような状況なのでしょうか?
またこれは、あなたの声力®を伸ばしてゆくにあたってどんな影響があるのでしょうか?
「石の上にも三年」というけれど・・・
僕は「石の上にも三年」「継続は力なり」という言葉が好きです。
中学校時代の恩師から影響を受けたからです。
さて、ここで
石の上にも三年!
の三年をあなたはどのように感じますか?
長いと感じますか?それとも短いと感じましすか?実はこの感じ方が人それぞれなのです。
直ぐに成果や結果を求めすぎない
直ぐに結果を求めてしまう方は「三年は長いぞ」と感じるでしょう。
ところが、次の例で考えてみてください。具体的な名前は伏せますがちょっと考えてみてください。
まず野球です。大リーグで大活躍の選手たち(あなたが思い出した人で構いません)。
その人は野球をやり始めて何年でしょうか?
サッカーにも同じことが言えます。50代でも元気にプレーをされている「彼」は何年サッカーを続けていますか?
さらに20代前半で活躍している人たちの中には、3歳~7歳の頃から始めた。そして今に至っている。こんな人が少なくありません。仮に現在25歳だとしましょう。5歳から始めたとしても20年なのです。
きっとそれは、アスリートの世界だけでなく、音楽の世界をはじめとする表現の分野にも言えるでしょう。
いえ、それだけではありません。僕たちにも当てはめてみましょう。普通に大好きな趣味だったり、やっていて楽しい事を思い出してください。何年続けられていますか?
視野を広げよう
つまり大切なのは、ひとつの視点や考えにこだわらず、全体のことを考えることなのです。
直ぐに効果や成果や結果を求めてしまうと、自分自身を俯瞰しにくくなります。いわゆる「メタ認知能力」といわれているそれです。このようなメタ認知能力は後天的に成長させることが可能です。つまり訓練によって磨かれてゆけるのです。
「自分には無理だ……」と思わずに、是非身につけてみましょう。この能力はビジネスの面のみならず、プライベートなど全ての面で役立つのですから。
メタ認知ストラテジー
ここで仮に長く続けていたことがあるとしましょう。しかし直ぐに成果や結果を求めてしまうと、心のどこかにこのような思いが潜んでいるのではないでしょうか?
本当は辞めたかったけれど、●●から言われて仕方なく◆◆年(も)続けた。
これをメタ認知と勘違いしないでください。「やらされている感」とメタ認知とは全く違います。たとえ「やらされている感」があったとしても次のように考えると違う。そう判断します。
やらされている感があるのは何故だろう?→自分の課題なのか?トレーナーのレッスンの進め方なのか?→それに対しての自分の代案はあるかな?
まあ、本当にメタ認知能力を身につけていば「やらされている感」は湧いてこないでしょう。
たとえ結果まで時間がかかってしまったとしても、自分自身を信じることが大切。いわばバランス感覚です。
このようなバランス感覚って直ぐに身につけられるものではないと思っています。
常にベターを継続させることは、さらに成長できるということに繋がりますから。
まとめ
バランスをとってコントロールすることは決して簡単ではありません。
何故ならそこには忍耐力と持久力が必要とされるからです。
完璧主義になればなるほど、直ぐにやめてしまう傾向もあるようです。
長く続けるためには、Plan→Do→Check→Actionではないですが、
を試していきながら。
このサイクルが声力®アップにとって大切。そのための継続できる心構えが
ハングリー、ストイック、貪欲に
そして、妥協と諦めは禁止!そのように考えています。