ハーモニカを武器?にして制作チェックに向けて課題曲を猛練習!
そんな時に起きてしまったこと。
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朝、起きたら喉に違和感がありました。
出す声もかすれていて、声を出すと喉に物が詰まっているような感覚でした。
今だったら、声帯結節か?ポリープか?それとも・・・?と疑うところでしたが、当時はまだ若かった。
「風邪だろう」
とタカをくくって、数日放っておいたんです。
すると、翌日、翌々日と、だんだん声が出なくなるじゃないですか!!
ボイトレを習っているのになってしまったポリープ
焦って内科で診てもらったところ、
「風邪じゃないですよ」
さらに不安になりました。
翌日はもっとひどくなって、某、演歌歌手のような声。
「喉頭が原因かもしれませんから、S医大を紹介します」
とは、かかり付けの先生のおことば。
紹介状を持って行って診てもらったところ、
ポリープでした。。。
無茶しなければ、こんなことにならなかったのに。本当にバカバカしい(=戯言)。苦笑
ポリープです。手術が必要でしょう
「声は元に戻るのか?」
足が小刻みに震えています。(声ではなく・・・)
震えちゃいけないと思うと尚更にガクガクしてきました。
怖いというか不安というか・・・
何ともいえない感情が手術日の当日渦巻いていました。
中学校3年生の時に「虫垂炎(いわゆる盲腸)」でオペされたことがあるけれど、その時以来の感情がよみがえりました。
麻酔をかけられたらスグに眠くなったので詳しいことは覚えていません。。。
遠のいていく意識の中でこれだけは記憶に残っています。
「腹減ったぁ・・・」ってねwww
手術は1時間足らずで終了。
翌日から発声解禁までにかかった日数が19日間だったかな?
27歳になる1か月前の出来事でした。
術後の奮闘記!
ボイストレーニングを習っているのに無茶な発声の仕方をしてポリープになってしまった。泣
情けなくなりました。
手術後は筆談でコミュニケーションをとるしかありません。
普段、声を出すときには気にならなかったけれど、
声が出る。おしゃべりができる。
何て素晴らしいことなんだろう!
手話が出来る方々は本当にすごいと感じています。
手話って、言語ですからね。
声が良くなるなら手術をしたかった
よく、ポリープをやった手術後に声が変わるから・・・といった理由で、手術を嫌がるボーカリストもいますよね。
2010年に亡くなった故 忌野清志郎さんはずっと手術を拒んでいたらしいですね。
私はとにかく声を出したかった。
元どおりの声というよりも「声が変わったら歌が上手くなる」そんな想い(いや、願い)があったことは否定できません。
さて、手術後、2日~3日経つとますます不便さを感じました。
話したくても話せない。筆談では面倒くさい。
手話を覚えていたところで、相手も手話のことを理解出来なければコミュニケーションはできません。
折角、心配してお見舞いに来てくれた友人知人にも
「会いたくない・・・」
と面会を断った日もありました。
ごめんなさい・・・大人げなかったね。
しかし、友人があるものをお見舞いにくれたことで、私の荒んだ気持ちが少しずつ和らいでいったのです。
そう。それが、ハーモニカだったんです。
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