日本語教育能力検定試験 平成28年度は♪
10月23日の日曜日(2016年)。はい、昨日です。
日本語教育能力検定試験が全国の指定学校で一斉に行われました。
日本語教師になるための登竜門となる試験です。この試験、私も3年前の平成25年に受けました。
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ボイトレと、この試験の共通点は?
一番分かりやすいのが試験Ⅱ音声・聴解試験です。
アクセントの違い、プロソディ、発音上の問題点などの部分です。
口蓋化や母音の舌の位置、イントネーションなどはトレーナーも生徒さんも知っておいて損はない内容ばかりです。
音声は、日本語を母語としない外国人学習者の発音発話にフォーカスがあてられています。これは考え方によっては、話す、読むボイトレや歌うことにも参考になる内容が散りばめられている。そういった観点から学習していくと面白い発見がありますね。
ボイストレーニングと日本語教師など、繋がりはいくつも見つけだすことが出来ます。
日本語教育能力検定試験 実戦予想問題'14
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今年の試験会場
今年の試験会場は8会場でした。
札 幌●札幌科学技術専門学校
仙 台●東北大学 川内南キャンパス
東 京●東京大学 駒場Ⅰキャンパス / ●明治大学 和泉キャンパス
名古屋●名城大学 八事キャンパス
大 阪●大阪産業大学 中央キャンパス
広 島●広島女学院大学
福 岡●KCS福岡情報専門学校
一日がかりの知力体力根気のいる試験
試験当日の時間割は下のようになっています。
- 試験Ⅰ
9時50分入室完了
10時10分~11時40分(90分) - 試験Ⅱ
12時50分入室完了
13時15分~13時45分(30分) - 試験Ⅲ
14時25分入室完了
14時40分~16時40分(120分)
一日がかりで3つの試験は気力も体力も使い切ってしまいます。
それぞれの試験の内容
- 試験Ⅰ 90分 100点
原則として、出題範囲の区分ごとの設問により、日本語教育の実践につながる基礎的な知識を測定する。 - 試験Ⅱ 30分 40点
試験Ⅰで求められる「基礎的な知識」および試験Ⅲで求められる「基礎的な問題解決能力」について、音声を媒体とした出題形式で測定する。 - 試験Ⅲ 120分 100点(マーク式80点/記述式20点)
原則として出題範囲の区分横断的な設問により、熟練した日本語教員の有する現場対応能力につながる基礎的な問題解決能力を測定する。
基礎項目からの出題といっても広いですし、深いです。
私は今年、受験しなかったのでどんな問題が出たのか?それは来年4月以降にJEES(公益社団法人日本語教育学会認定)から出版される過去問を手にとって眺めてみましょう。
今年受験をした皆様、お疲れ様でした。
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