去る9月24日の土曜日(2016年)、日本語教育能力検定試験の合格者体験談を!ということで、一般社団法人言語デザイン研究所の泉先生からお誘いを受けました。
それで、2014年度に合格された沢田さんと、日本語学校 日本東京国際学院で、合格体験談と残り1ヶ月の対策等をお話しました。【写真掲載、氏名表示 許諾済み】
こちらでボイストレーニングのレッスンを行なったのが1カ月半前。顔見知りの方もいらしたので緊張はしたものの、和やかな雰囲気でできたと感じています。
▼日本語教師の皆様に向けてボイストレーニングを行なった記事はこちら
日本語教師のための登竜門となる試験♪
日本語教育能力検定試験(Japanese language Teaching competency Test)とは、公益財団法人日本国際教育支援協会(JEES)が実施している試験です。
▼日本語教育能力検定試験の実施団体のサイトはこちら
http://www.jees.or.jp/jltct/
受験資格には、学歴や年齢など制限はありません。誰でも受けることができます。
よく間違う方がいらっしゃるんですが、この試験は国家試験ではありません。
しかし、将来日本語教師を目指す者にとって、この検定試験に合格することは一種の登竜門となります。合格率が23%前後の難関試験です。
この試験、年に1回だけなので、アスリートのように体調管理に気を配らないとなりません。
毎年10月下旬実施。今年は10月23日(日)が試験日です。
日本語教師になるには、一般的に以下のうちいずれかに該当することが求められます。
- 日本語教育能力検定試験に合格する
- 大学・大学院で日本語主専攻または日本語教育に関する科目を26単位以上修得する
- 各種教育機関で420時間以上の養成講座を受講する
合格者体験談
当日は雨、そして対策講座でお疲れの中、たくさんのみなさんに残っていただけて嬉しかったです。
沢田さんの体験談
はじめは、2014年度合格者の沢田さんからでした。
試験Ⅰ、試験Ⅱ、試験Ⅲ(記述式含む)と1日に3つの試験があり、長丁場であること。
この時期にご自身がどうやって勉強されたのか?
パワーポイントを使ってコンパクトに分かりやすく説明をされていました。
残り1ヶ月でしなければならないことなど質疑応答も行なわれていました。
やっぱりあれもこれもやると、整理がつかなくなるので手を広げすぎないことです。とは沢田さん談。本当にそう感じます。
自分の体験談
私の場合、沢田さんと被らないように、質疑応答を中心に行ないました。
振り返ってみると、この時期に不安になるな!といっても不安になります。
これまでやってきたこと。やり残していないか?当日はどうしたって緊張するので、自分が気持ちの上でラクにできる問題を解く順序など。
人それぞれのやり方はあるんですが、参考になれば・・・と思いお話しました。
沢田さんも言ってらしたことですが、「役に立っているのかなあ?」と。
私もそう感じます。まあ何かしらの刺激にはなってほしいかと・・・。
当日は、終了時間を延長して質問タイム。受講生の方々の真剣さが伝わってきました。
1年に1回しかない試験なので、ラストスパートをかけて合格したいその気持ち、よ~~~く分かっています。
懇親会。そして2次会へ
その後、有志で懇親会。(この日、線路を挟んだ新宿東口で、別の懇親会が行なわれていることを知っていましたが、この日はこちらを優先 m(_ _)m)
試験前なので・・・2次会・カラオケ禁止!
と言いつつも、泉先生、沢田さん、有志の皆さんでカラオケに行って歌いまくり!
禁止どころか、良いエネルギー大放出の日でした。
泉先生、ありがとうございました。沢田さん、お疲れ様でした。
解答速報は、試験後数日経ってから。結果発表はクリスマスイブ前。
合格できますようにお祈りいたします。
追記
それにしても、昨晩(2016年9月23日)はイケイケ!イェイ!だったのが、今日は目の色を変えた受験者の方々を励ますという、このフィールドの違い!
ボイストレーナーって、いろんな顔があってよいと考えています。自分に戻ることを忘れなければね。
▼昨晩は、U-Be Club & Session Night Voi.01