今年も就職活動の時期がやってきています。
この時期スーツ姿の若者を見ていると、就活中の学生さんたちか、いかにもピカピカの新社会人になった人か?そんなオーラを醸し出していますね。
ワンバイブスの伝える声力アップコースでは、就職活動に特化したボイトレメニュー就活応援コース 「ボイトレto就活」を行っています。
今回のコラム記事は、就職活動中、それも一次面接で落とされっぱなしの可哀そうな方にひと言をと思い書いています。
ボイトレスクールが就職活動対策?♪
これは9年位前からやっていたことで、当初はオーディションに受かるためにといった目的で行なっていました。
この時期は、就職氷河期の頃でした。
当時はコースとして独立してやっていたわけではありませんでした。
こんな流れでした。
アピール方法も、その人に応じたプログラムづくりで進めていきました。その結果、2015年度には第一志望内定者100%という嬉しい結果となりました。
もちろん、活動をした生徒さん(学生さん)の努力の賜物であることは言うまでもありません。
昨年(2016年)から活動期間が、ぎゅっとタイトになりましたよね。その年によっての傾向があるんですが、今年の傾向も踏まえていきましょう。
どちらかというと、ボイトレ以前のアウトプットの為のまとめ方が主流となります。
何故志望したのでしょうか?
このWHY(何故)をしっかりと声でアウトプットしないとなりません。これが一番大事です。
当教室では、アウトプットを意識したまとめ方をしつつ、発声、発話の練習(アウトプット)をやっていますが、ここで引っかかってしまうと志望動機が曖昧、ということで落とされます。
訊かれること、パフォーマンスは、職種によって多少の違いはあれ決まっています。
☑ 1.自己紹介
☑ 2.自己PR
☑ 3.志望理由、興味を持ったきっかけ☑ 4.社会人になったらやりたいこと
☑ 5.どんな社会人になっていきたいか
3が具体的ではない。4や5が曖昧に応えてしまっている人が多いようです。
会社は私をどう使っていきたいのでしょうか?
ここ数年の傾向は・・・。
- 自分にとって良いことを言おうとしている
そんな人が多すぎます。
あとは、何年も言われていることですが、
- 具体性に欠ける応答はNG です。
こういう傾向のある人は、会社が上、自分が下といった関係性を崩せないでいます。
何故か?認めてもらおうとする意識が強すぎるから取り繕ってしまうわけです。
ここは見方を変えて、
✔ この会社は私をどのように使っていきたいのか?
✔ 私をどう使うとこの会社にとってのメリットになるか?
を考えながら挑んでいくとよいでしょう。このように考え方やマインドの問題もあるかもしれませんね。
自分にとって良いことを言おうとしている
面接の担当者は、あなたの自慢話なんて聞きたくありません。
何をしたか?どういうことをやってきたかといった事実と過去の自慢話を混同して伝えているようではまずいです。
むしろ、失敗談を語った方が良い印象になることを知っていましたか?
何故なら、失敗談は単なる失敗談ではなく、失敗から何を学んでいったのか?
結果が出ていなくても上手くいかなかった方法を発見して、今後に生かそうとしていけるのか?問題解決能力とリスク管理を知ることが出来るからです。
ここをしっかりと伝えることが出来れば、相手の心が動きます。
発声練習、発話以前のことですけど、これがアウトプットを意識したまとめ方なのです。
具体性に欠ける応答はNG
とおり一辺倒の受け応え。
それは良い印象を与えるどころか「この子も同じだねぇ」になってしまうのです。
具体的にするためには、
- エピソードをどうまとめるか?
- ストーリー性を持たせるには?
などのスキルを使っていきます。
フィーリングの合う瞬間は必ずある
面接で話をしていると、フィーリングの合う瞬間があります。ここを見逃さないことです!
面接担当の方をよく観察してみましょう。
当教室の生徒さんではない学生さんが、就職活動の話をしていてこんなことを真顔で言っていたんです。
就職氷河期は過ぎ去ったとはいえ、こんな弱気な考え方をしている学生さんが多いこともまた事実です。連敗じゃあ仕方ないかもしれません。
けど、、、hunting for a job なのです。
You’re hunting for a job.
まだ大丈夫!頑張ってください!!