西新宿にある日本語学校JTIS(日本東京国際学院)で表現力養成という授業を担当して12期目です。
この授業を通して、毎回様々な気づきを得られています。今回も受講生の方々からいろいろ学べました。まずは感謝です。何故なら、先生は毎回受講生から育てられているといえるからです。
関係者の方々、今回もありがとうございました。
日本語教師に必要なこと
日本語教師に必要なことは、420時間の中で学んでゆきます。それらに加えてさらに必要なこととは何でしょう?それは、各自それぞれに違うと考えています。例えば「声」をとっても大切なことは人によって分かれると考えます。ここで、日本語教師と声の関係についてサクッと結びつけられることを示してみました。
学習者の前に立って授業するから、腹式呼吸って大事でしょう。
やっぱり声を届けることかなあ。
滑舌よくして流暢に言えないと話にならないよ。
学習者に向けて日本語の拍感覚を教えるのが、難しい。
皆さんそれぞれありますよね。
新しい日本語教師像
この授業を担当させていただきながら、いつも考えることがあります。それは次の3つです。
- まず、お互いの課題を見つけ反映させること。
- 次に限定された分野だけではなく、他分野にも使えないかと考えられること。
- さらに他分野のことを日本語教育の授業に持ってきて活かすことが出来ないか模索すること。
これらがブレンドできれば、ユニークな教師になれる。そうイメージしています。
とにかく、表現力養成の授業(実際のレッスン)で得られたことは、声の世界の入口を垣間見たにすぎません。「ここからどのように深堀をしていくか?」は受講生さん側の課題。ならびに「毎回同じでなく、どう切り口を変えていくか?また捨てる内容と新たに入れる内容をどうするか?」これは講師側の課題になりますね。
ありがとう。次の期には「切り口を変えてやろう」と気づけたとても良いヒントになりました。
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表現力養成というボイストレーニング(2022年1月期)
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