日本東京国際学院(以下、JTIS)は東京都西新宿にある日本語学校です。今回「表現力養成」15期の模様をお届けいたします。
まず「表現力養成」とは、それは日本語教師のための声とコミュニケーションを育む授業、レッスンです。通常4回で単位を終えることになります。
この講座はいわば日本語教師に行なうボイストレーニングです。では何故必要なのでしょうか?
それは、日本語教師として授業のパフォーマンスを上げてゆくことが目的だからです。
表現力養成(第15期)はユニーク、ユーモア、ユートピア
毎回毎回、個性豊かな受講生の方々と出逢える、そして一緒に学んでゆけるのがJTISです。今回はひとこと(いやいや3Words)で言い表すとこうなります。
- ユーモア
- ユニーク
- ユートピア
以下、ひとつずつ語っていきましょう。
参加者皆で作り上げる楽しさ
このユーモア、ユニーク、ユートピアと言い切れるのは、受講生の皆さんと一緒に作り上げてきた「表現力養成」だった。そのように感じることが出来るからです。
記憶に残った1回目
【写真掲載許諾済み】
第一にユーモアです。
僕は初回、受講生の記憶に残る登場の仕方をやってしまいました。良い登場の仕方ではなかったのですが、受講生の方々の優しさとユーモアによって事無きを得ました。
また、場を和ませる方が数人いらっしゃったことも全体の雰囲気を明るくしました。対面組、オンライン組問わず笑いがあふれていました。よく自分の教室のレッスンの時にも、
ひとつのレッスンには最低一つの笑いから。
を心がけていますが、今回はたくさん笑いましたね。
質問がお互いを成長させる
第二に毎回ユニークな質問が飛び交っていたことです。かつ良い質問がたくさんたくさん出てきました。
実は今回、受講生の中で言語聴覚に詳しい方もいらっしゃいました。自分が応えに詰まった時に助け船を出してくれたこと。
ナルホド。そのようなやり方もあるんだ!
逆にコチラが勉強になったほどです。(先生だって知らないことは知りません)
また、こちらが身体の部位を映し出し、説明しないとならなかった時のことです。カメラを動かして観やすい位置に動かしてしてくれた方や、PCが固まった時に事務室に連絡に行ってくれた方。さらに、共有をし忘れたり、テキストの穴埋め(答え合わせ)をし忘れたりなど、こちらの不手際をフォローしてもらえたことも助かりました。
主役は受講生の方たち
【ヘン顔掲載許諾済み(笑)➡もしまずかったらご一報を・・・】
第三はユートピアです。これは今回僕が感じた感想です。そもそも「ユートピア」とは次のような意味です。
もともと16世紀のイギリス人トマス・モアが書いた本の題名で、その物語中に登場する架空の国の名前である。 それはラテン語で「どこにもない場所」というほどの意味になる造語である。 モアはその国を理想の国家として描き、それに照らして同時代の国家、社会の現実を批判した。
どういうことかというと、当然JTISは架空ではありません。しかし、「どこにもない日本語学校」なのです。言い換えると「ココしかない日本語学校」なのです。
そんな4回の授業をどこにもない日本語学校で、自分一人ではなく、受講生の皆さんと共に作り上げてきたこと。それが楽しかったのです。主役は受講生です。これぞまさしくピア・ラーニングです。
教案作成や実習など大変なこともあるでしょう。そんな中、ここまで自由に楽しみながら出来たのは、校長先生をはじめ事務局の先生方のご尽力、そしてスタッフの皆様の配慮があってのことです。今回もありがとうございました。
受講生の皆さん一人一人に感謝します。本当にありがとうございました!さあ、これから実習が続きます。教壇実習頑張れ!一つひとつが経験ですから。
お問い合わせ・お申し込みはJTIS(日本東京国際学院)まで
JTISでは、ハイフレックス型授業を展開しております。これは、教室にウェブカメラを設置し、対面授業とオンライン授業を同時に行なうハイブリッド型の授業です。
なお、この養成講座に興味を持たれた方は、直接JTIS(日本東京国際学院 日本語教師養成講座)までお問い合わせください。 お問い合わせは下のリンクをクリック。下に日本東京国際学院のサイトに飛ぶリンクを貼っておきます。
ワンバイブスでは直接のお申し込みは行なっておりませんのでご注意ください。
日本東京国際学院 日本語教師養成講座(文化庁届出受理番号:H30011531023)
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▼14期(2023年7月~期)の模様