音、そして声の探究

phonetic-society 教室ジャーナル/キャンペーン

声は、自分から興味を持ち、働きかければ変わり始めます。

しかし、普段は意識しない事の方が多い。それも声です。

声の問題は簡単にいかないし分かりにくいのも事実です。しかし、その分探求したくなってしまいます。それだけ奥が深いなあと感じているわけです。

 

音と声の探求のために♪

日本音声学会という組織が新宿区にあります。音と声についての研究をする学会です。

【目的】第2条
本会は,諸言語の音声に関する研究を促進し,その研究の教育的・実際的応用の展開に資し,併せて会員相互の連絡提携を図ることを目的とする。

サイトを訪れてみると、研究例会や音声学セミナー、音声学入門講座、その他の催しがあります。

沿革は以下のとおりです。

日本音声学会は1926(大正15)年に,「音聲學協會」として創立された.創立10周年の1935(昭和10)年に「日本音聲學協會」,さらに創立25 周年を目前にした1949(昭和24)年に「日本音聲學會(日本音声学会),英名The Phonetic Society of Japan」と改められ,現在に至る.

「音聲學協會」創立当時の趣旨は「本会ハ広ク日本語及ビ日本領土内ノ言語ノ音声ヲ研究スルコトヲ目的トスル.」(会則第1条)であった.現在の学会趣旨は「諸言語の音声に関する研究を促進し,併せて会員相互の連絡提携を図ることを目的とする」(会則第2条)である.

【引用】日本音声学会サイトより

さらに、各年度ごとの学術研究奨励賞や優秀発表賞(第30回日本音声学会全国大会)といった記事も載っていました。

声道模型とそれを用いた音声教育のための電子教材
Acoustic-Phonetics Demonstrations

これは音声教育のための電子教材らしいです。声道のデータに基づいた声道模型を復元したと書かれてあります。それが国内外の多くの教育機関、研究機関、博物館などで採用されて、音声学の教育に多きな貢献をしたそうです。

声道データに基づいた声道模型の復元。難しそうですが、とても興味が湧いてきます。

 

日本音声学会へ

実は室長、今年度(2017年04月)から音声学会員になりました。音声に関わる様々な分野の素晴らしい先生方と少しでも意見交換が出来ればと考えて入会しました。

伝え伝えられ、時として人の心も動かす影響力のある声です。その世界は広く深い。

ボイストレーニングに一番近いのではないか?と考えられる調音音声学だけでなく、聴覚音声学や音響音声学からのアプローチなど、耳鼻咽喉科、聴覚、脳科学の分野。

まだまだ知らないことがたくさんあります。

関係者の皆さま、これからよろしくお願い致します。


日本音声学会ホームページ


 

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