先日、(2016年7月末)レッスンが1日休講になりました。
いい機会なので、前から行きたいところに行こうと思いました。
今回は紀行文をつらつらと書いてみますね。
さぁ、どこに行ってきたのでしょうか? 🙂
ハーモニカの観音様♪
都内、世田谷区にハーモニカの観音様が祀られてあるお寺があります。
大空閣寺(真言宗)
〒158-0095 東京都世田谷区瀬田4丁目21-15
最寄駅 東急田園都市線用賀駅下車 徒歩11分
これは、以前『ハーモニカの本』でもとりあげられていました。
【引用】斎藤寿孝/妹尾みえ 共著 『ハーモニカの本』春秋社
1996年第一刷 P58よりところで、東京の環状8号線と国道二四六号線がクロスする瀬田の交差点のすぐ側に大空閣寺というお寺がある。ご本尊は虚空蔵菩薩だが、境内の一角に小さなお堂があり観音様を祀ってある。通称”ハーモニカ観音”、ご住職が認めた由来書が掲げてある。
※この記事では、以下、環状8号線を環八。国道二四六号線を246と書きます。
何故ハーモニカの観音様?
今回行ったところは、ここ大空閣寺でした。
昔、何回か足を運んでいました。何年ぶりだろう?
何故、何回か足を運んでいたのかって?
はい。僕はボーカルの他にハーモニカプレイヤーとして演奏していたことがありました。
今でも時々吹いているんですが、代表室長としての仕事がかなりの割合を占めています。もうアレもコレやって「ああ充実!」といった考え方ではなくなってしまいました。なので今はお休みしています。でも、また、ブイブイ吹きたいといった欲求は、ありますよ~。
僕の中で、
ハーモニカとボーカル、ハーモニカとボイトレの関係は自分の中でかなり結びついています。ハーモニカの演奏で煮詰まったとき、また次へのステップのときに、ここに訪れていました。
今回また久しぶりに、という気持ちから訪れてみました。
お寺への行き方
東急田園都市線用賀の駅を出て環八方面に向かって歩いていきます。出口は大きなメイン出口ではなく、小さな出口です。ここから瀬田の交差点に向かって歩いていきます。
瀬田の交差点です。環八と246、実は五差路になっていて、それはそれは交通量が多い道路です。ほんとにこの日は暑かった。関東地方が梅雨明けした翌日でした。
入道雲モクモク・・・
瀬田の交差点を入ると閑静な住宅街です。
向こうに見える薄い青い屋根が大空閣寺の本堂です。瀬田交差点から3分位で着きます。
お寺の入り口です。ご本尊は、虚空藏菩薩です。
本堂は、玉川八十八所霊場、第三十八番目の札所となっていました。
後ろを振り返ると、境内の端に小さなお堂があります。
このお堂に祭られてあるのが、ハーモニカの観音様です。由来書によれば、常施餓鬼観世音という名前の観音様です。餓鬼にも常に施す、満遍なく平等に施す観音様なのでしょうか。
そういえば、地獄の餓鬼に至るまで全て供養することを施餓鬼、施食っていうのを聞いたことがあります。
日本でハーモニカを最初に製造
「ハーモニカ」という文字の横にナイフか何かで傷をつけてあります。こんなことをしなくてもいいのにね。
さて、どんなことが書いてあるのかを見てみましょう。
【要旨】
日本でハーモニカの製造に最初に成功したのは、鶯聲社の小林政次郎氏といわれています。
努力に努力を重ねて小林鶯聲社として、世界的に知られるようになりました。
氏がその成功を願ってこの観音様を信仰したという由来があります。
この観音様を拝んで、歌やハーモニカが上手になるかどうかは・・・
正直わかりません(笑)