最近めっきり寒くなりましたね。
セーターの上にセーターを着るほど厚着して過ごしているつかもっちゃんです。
はい。今回もまた生徒さんのつかもっちゃんに「ボイトレレッスン日記」を書いていただきました。ありがとうございます。
今回はどんな展開が待っているでしょうか?
レッスンの受け方・学びかたを見つけられるボイトレ教室
さて、今回のボイトレレッスン日記は、ついに教室でのレッスン1回目!
先生から言われる言葉に目から鱗が落ちまくりです。
先生から言われた
意識していないものは出来ないんだよ。
の意味とは…?
私はこの日のレッスンを大学生の就活の時、いや、大学受験の前くらいから知れていたら
良かったのに…!と思いました。
コロナ禍、レッスンをどの形式で受けるか。
ワンバイブスでは、レッスン方式をオンラインでの受講・教室での受講、または組み合わせを選ぶことができると説明を受けました。
私は教室での受講を選択しました。
理由は2つ。
①オンラインではなく直接お会いした方がコミュニケーションがとりやすいと思ったため。
②家で気兼ねなく声を出せないため。
阿佐ヶ谷駅から徒歩3分ほど。個人的によく行く居酒屋さんの近くに教室がありました。
ドキドキしながらチャイムを押すと、先生がにこやかに迎え入れてくださいました。
教室のコロナ対策としては、入室時のアルコールジェル、レッスンで使用したマイクなど道具の生徒ごとの消毒、毎レッスンごとの換気をされているそうです。
コロナ禍でも安心してレッスンのできる環境が整っています!
あなたにぴったりの学び方は?
レッスンに入る前に、1枚の紙を先生から渡されました。
優位感覚・行動スタイル診断というもので、
A4の紙いっぱいに「人を批判することを避けたいか?」などといった行動パターンに関する質問が書かれ、5段階評価で答えていくものでした。
就活の時に受けた、適性検査を彷彿とさせます。
ワンバイブスでは生徒一人ひとりに添った教え方をしています。
優位感覚・行動スタイル診断を受けることで、自分の五感から優位に働いている感覚を知り、自分の中に入ってきやすい形が音なのか、視覚なのか、はたまた言語なのか、身体感覚なのかが分かるそうです。
例えば優位感覚が視覚だった人は、チャートを作り図解する、テキストに下線を引いて大事なところを目立たせるなどでインプットしやすくなります。
聴覚が優位感覚だった人は授業で先生が言った話をよく覚えていたり、シャドーイングで効果が出たりするタイプだそうです。
歌や歌詞もすぐ覚えるタイプなのでしょうね。
ちなみに木下先生は生徒に添った教え方だけではなく、生徒の話し方に合わせて先生の話し方を変えているそうです!
たしかにゆっくり話してくださるから聞きやすいと思った!
私の話し方がゆっくりだったから合わせてらしたのか!
他の生徒さんのレッスンではまったく違う木下先生が見られるそうです…見てみたい。
次の週に結果が返ってきたのですが、私の優位感覚は身体感覚でした。つまり、理屈抜きで体を動かしてみる。そうして体で実感したあとに理屈が入ってくる。
確かに、私は「体得」という言葉が好きです。
物事を覚えるときにはまず体験してから原理を覚えた方が実感としてすっと入ってきます。理科で試した実験の化学反応はよく覚えていたり。資料館に行って見たり触ったりした展示物はテストに出てきても答えられました。
昔、受験勉強で歴史の漫画を読んだりしていたけど、診断の結果だと視覚が一番、優位感覚が低い。いや…もしかして良くない勉強法だったのかな(泣)
高校生の私に優位感覚が身体感覚だよって教えてあげたい…!
意識していないと、できることもできない。
今回は発声練習としてこちらのメニューを行いました。
①腹式呼吸と胸式呼吸の呼吸法のトレーニング
②リップ(唇ブルブル)&タング(巻き舌)
②のレッスンでは、私はリップ(唇でプルルルルとすること)ができませんでした…
私の本名は「ま」がつくのですが、どうやら「ま行」はリップで使用した口輪筋を使うようです。
私、自分の名前すら上手く言えてないんじゃあ…笑
①~②については次の週までに家でもやってみて!ということで宿題になりました。
今日習ったことは、これまで意識もしていなかったことばかり。
今自分がすべきなのは胸式呼吸か、腹式呼吸かなんて意識していなかったな~。
意識した、ということは今後できる可能性があるってことだよね。
先生はホワイトボードにこのような図を書き始めました。
意識 | → | できる |
―(意識しなくても) | → | ◎(できる) |
〇(意識しているから) | → | 〇(できる) |
〇(意識しているから) | → | △(できたりできなかったり) |
×(意識していないから) | → | ×(できるわけない) |
意識していれば、「しよう」と思うから、今後「できる」可能性がある。
意識していなければ、「しない」から、「できない」。
例えば、
先生に
つかもっちゃんは、文章の区切りが尻すぼみになっているから、最後まで強く言おう
と言われ、気づく。
そうか、私は言葉尻がゴモゴモしているかもしれない、考えてみたこともなかった。
他の人はどうしているんだろう、と意識する。
他の人の話し方を聞いて真似をしたり、重点的にトレーニングしたりして良くなっていく。
先生に指摘されず、意識していなかったら、ずっとこのままだったんだ。
今後の人生、いくつのことに意識を向けられないまま終わるのだろう。
いや、たくさんの意識を張り巡らせたい!気づきたい!
全方位に意識を向けられるようになりたい!
先生の
意識していないと、できることもできない
という言葉で、なんだか第三の眼が開いたような気持になりましたとさ。
その日はレッスンで行ったトレーニングを家でも行うという宿題を出され、あっという間の50分間が終了しました!
次回! つかもっちゃん、転職活動!?
乞うご期待!