リハーサルスタジオを利用しよう

u-be_rody 明快!パフォーマンス

ライブに向けて練習する時、個人でもユニットでもバンドでもお世話になるリハーサルスタジオ。今回はこのリハーサルスタジオ(以下、スタジオ)についての記事です。

個人練習でもスタジオを使おう♪

スタジオかカラオケボックスか

個人練習を行なう場合、持ち運びのできる楽器だったら、カラオケボックスやカラオケルームを利用することもあるでしょう。例えば、管楽器、ハーモニカ、アコースティックギター、ボンゴやジャンべなどのパーカッション類などです。

これはこれでメリットがありますが、個人練習でもスタジオを使うことのメリットも数多くあります。

スタジオを使うメリット

  1. 消耗品を買うことが出来る
  2. 鏡張りの部屋を使える
  3. 機材の使い方が分かる
  4. スタッフから生の情報を仕入れることが出来る
  5. 予定管理がしっかり出来る?!

ひとつずつ見ていきましょう。

消耗品を買うことが出来る

 

studio counter

カラオケボックスで練習をしている時に、ギターの弦が切れてしまったらどうしましょう?それもたまたま交換する弦を持っていなかったとしたら?

スタジオに売っている消耗品は弦だけではありません。ピック、シールドケーブル、ストラップ、ドラムのスティック、チューニングキー、エフェクター用の乾電池、記録物(CD-R)など。スタジオで買い物できるものはたくさんあるんですね。詳しくは問い合わせて見ましょう。

鏡張りの部屋を使える

鏡張りの部屋では、自分の全身を見ることが出来ます。自分の歌っている姿を客観的にみることによって「つもり」が分かってきます。まっすぐ立っているつもりがそうではなかった。下顎をラクにして歌っているつもりがこわばっていた。高音域を出す時に怖そうな表情をしていた。など気づくことがたくさんあります。慣れないと恥ずかしさが優先してしまいますが、自分自身のパフォーマンスをチェックすることが出来る鏡を有効に使いましょう。

鏡はパフォーマンスのチェック道具

覚えておいてくださいね。

機材の使い方が分かる

 

JC120-amp

スタジオにはPA(Public Address)卓、ギターやベースアンプ、マイク、キーボードなどの楽器や機材が備えてあります。

これら機材は現状復帰が基本です。現状復帰とは、アンプのトーンコントロールやボリュームのツマミはゼロに戻す。PAのフェーダーを下げておく。スタンドや譜面台は元あった位置に戻す。マイクを受付に戻す。言ってみれば、元あった場所に「お片づけをする」ことです。これが出来ない人が多いんです。スタジオの機材は、あなた一人の物ではありません。スタジオを使うミュージシャン全員の共有物です。物は大切に扱いましょう。

使い方が分からなければ、スタジオスタッフが丁寧に教えてくれます。遠慮せずに質問しましょう。

スタッフから生の情報を仕入れることが出来る

スタジオスタッフの話をしましょう。スタッフとは仲良くなっておいた方が得です。

機材の使い方から、楽器のこと、果てはライブハウス事情からレコーディングまで。もちろんスタッフが得意な分野というものがありますが。仲良くなっておくと様々な生きた情報が手に入るからです。知っている限りでは、どこのスタジオに行っても人懐っこく、質問したら丁寧に応えてくれる人たちの方が多いですよ。スタジオごとに教育がしっかりと出来ているんでしょうね。

スタッフもお客さんの入れ替えタイムにはバタバタしますので、空いている時間を見計らって質問する。予め「リハが終わったらちょっと時間ありますか?」と確認してみることです。

予定管理がしっかり出来る?!

 

もちろんカラオケボックスやカラオケルームも時間単位(何時間借りていくら)で入りますね。スタジオを使うことによってこそ可能なことがあるんです。

予定管理、出来ごとの優先順位をつけることがそれです。スタジオは事前の予約制です。当教室の体験レッスンお申し込み予約と同じですね。スタジオにもよりますが、予約は翌日~3ヶ月先、長いスパンだと6ヶ月先まで出来てしまいます。ギリギリにならないと予定が決められない人にとっては、6ヶ月先まで予約がとれることに対して「へぇ~」と驚いています。

ところが、1週間を切ってキャンセルしてしまうと、キャンセル料が発生します。しっかりと予定の管理が出来るかどうか?要はその人の、メンバー個人個人の行動パターンと優先順位によるところが大きいです。

例えば、1ヶ月先の予定を決める場合、「その時になってみないと分からない」という人がいます。もうこの時点で、優先順位は下がっていると考えた方がよいでしょう。後は遅刻をしないということ。他のメンバーに迷惑をかけてしまうことをどのように感じるのか?です。正直にいうと、遅刻をする人は時間配分も出来ない人が多いようです。

 

もう一点、最近では連絡にLINEやメールを使う人が多くなりました。もちろん履歴が残るため、言った言わないというトラブルはなくなります。しかしこんな例もあるんです。実際にスタジオスタッフからその話を聞いて唖然としました。

「スタジオ予約●月▲日◆時から2時間でお願いします」とメールを送信しただけで、予約が完了したと勘違いしている人もいます。気をつけてください!メールを送信しただけで予約完了ではありません。確認しましょう。こうなってくると、スタジオ予約はやっぱり電話での予約の方が良いのかもしれませんwww

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