ボイトレを始めて少しずつ自信がついてくると、ライブをやりたくなる人がいます。ユニットやバンドが組めて、だんだんと活動が本格的になってくると、「レコーディングをしてみたい」という気持ちが湧いてきます。しかし、、、
ただ、やみくもに録音しても良い記録物にはなりません。
レコーディングを行うときのポイントがあるとしたら、それは何でしょうか?
ボイトレからレコーディングへのステップ♪
ここでは、時間と予算に応じて、
- 簡単レコーディング
- 本格レコーディング
の2つに分けていきます。
ただ、レコーディングをやりたいから、無計画だと時間とお金ばかりかかってしまうので、ここをしっかりと押さえておきましょう。
簡単レコーディング
簡単レコーディングは、別の記事で何度かアップをしていますので、そちらを参考にしてください。
https://www.onevibes.com/production/smart-rec_03/
レコーディングに入る前の3チェック
ここでいう本格レコーディングとは、
- レコーディング・エンジニアに指針をもらうこと
- スタジオの機材を使って行うこと
- ディレクション付
の条件を備えたものを指します。
レコーディングとは何も録音するだけではありません!その前後の工程がとても大切になります。
▼こちらの記事も参考にしてください。
https://www.onevibes.com/production/rec-begin/
その1. 録った後はどのメディアにするの?
① 本格的なCDとしてプレスをするか
② CD-Rでの制作にするか
③ iTunes Storeでのダウンロード販売を計画しているか
④ SNSやYouTubeでの配信なのか
⑤ その他
など、ゴールを決めておくことが大切です。
その2. 管理はどうする?
4つの管理
① 日程管理 納期、期日までに何をするか?余裕を持ったスケジュールで。
② 品質管理 音源のクオリティ ジャケットデザインのクオリティ
③ 予算管理 時間とお金ばかりかけないように、お金をどのくらいかけられるか
④ リスク管理 ①~③の管理以外で、作業や進行効率を下げる要因をリスクとして扱います。自分も含めてこの管理が甘いととんでもないことになります。
ミュージシャン、エンジニア、ディレクターの中にリスク管理が出来る人がいると、作業がはかどります。これホントです!
6W2H
5W1Hは聞いたことがあるでしょう。それにひとつずつWとHを加えたものです。
これは、先ほどの4つの管理にも繋がってきます。レコーディング以外のことにも使えるので是非使ってみましょう。
Who | Why | Whom |
What | 6W2H | How |
When | How Much | Where |
その3. 打ち合わせは重要だよ
管理のことを理解し、ゴールが決まったら、そこに向けてどのように方略を練ってゆくか、エンジニアと打ち合わせをしましょう。
実は、レコーディングをした後どうするかのほうが、レコーディング以上に大切になります。
出たとこ勝負ではなく、トータルな意味でのレコーディング活動をより充実したものとするための打ち合わせだと思ってください。
打ち合わせを無料で行ってくれるレコーディングスタジオがいくつかありますので、探してみましょう。
実際の打ち合わせの内容としての例をあげてみます。
① 要望を伝える
② 具体的なレコーディングの方法
③ 作品、商品のイメージ
④ メトロノーム、クリック音を使うか使わないか
次回は、後半の3チェック、実際に作業に入る段階でのチェックを書いていきます。