あざみ野教室トレーナーによる「簡単ボーカルレコーディング術 2回目」です。
前回、レコーディングに必要な機材という事で、スマートフォンを2台使用しますとお伝えしました。
スマートフォン2台をお持ちの方は、
早速レコーディングしよう!!
と思っていただけた方もいらっしゃるかと思います。
その前に、ここで少し実際のレコーディンの現場では、どのような機材が使われているのか見てみましょう。
レコーディング現場でのアイテム♪
アイテム(その1)PC
まずはPC.。
この中にDAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)と呼ばれる、音声の録音や編集などの作業が出来るソフトをインストールして使います。
ProtoolsやCUBASEなど、聞いた事のある方もいるかと思いますが、それがいわゆるDAWのソフトです。
そのソフトを使って、録音したデータをPCに保存して作業を進めていきます。
アイテム(その2)スピーカー
次にスピーカー。
勿論PCに内蔵されているスピーカーでもいいんですが、自分の好みに合うスピーカー、
もしくは癖のないスピーカーが使用される事が多いです。
アイテム(その3)インターフェース
これは少し分かりにくいかもしれませんが、
簡単に言うと、マイクとPCなど、異なる機器の間に接続する装置の事です。
値段やメーカーによって、機能は様々ですが、ボリューム調整だったり簡単なエフェクトをかけられるものが多いです。
その他、マイクやポップガード、マイクスタンド、機器同士を繋ぐケーブルなど、
あると便利なものは沢山ありますが、その辺りはまた改めて紹介させてもらいますね。
このような機材を使って、実際にレコーディングが行われているわけですが、
これを全部揃えるとなると、お金もかかるし、多くの機材の中から選ばないといけないので、調べるのも一苦労です。
役割として、
- PCで録音
- スピーカーでモニタリング(リスニング)
- インターフェースで機器の接続
をそれぞれ行っているわけです。
極論を言えば、それらをまかなえるものがあればいいんですね。
それを一手に引き受けられるのがスマートフォン
どんどん多機能になっているのはご存知の通りで、PCが無くてもレコーディングが出来てしまうという優れものなんです。
まずは自分の歌や、演奏した楽器を録音したい場合、歌いたい曲のカラオケを流せて、その音が外部にもれないように録音出来ればいいわけです。
そこで、スマートフォンが2台登場!!
どのように使うかと言うと、
片方のスマホでカラオケを流して、それをイヤホンで聴きながら、
もう片方のスマホのマイクで、歌を録音する。
これでレコーディングが出来ちゃうわけですね。
前回、スマホが2台なくてもいいと言ったのは、カラオケを流すのをラジカセにしたり、
歌を録音するのをICレコーダーなんかにしてみたり、色々と流用出来ちゃうんですね。
これでまずはレコーディングをスタートしてみるのをオススメします!!
この後に録音したデータをカラオケの音とミックスさせないといけないんですが、
そこの説明は、また次の回で説明していきたいと思います。