大都市圏には、たくさんのボイストレーニングスクール、音楽スクールがあり、それぞれの特徴を出したレッスンコースを設けています。
レッスン代やレッスン時間もバラバラです。
一体、ボイストレーニングのレッスン時間はどの位が良いのでしょうか?
最適な時間帯というのはあるんでしょうか?
それをこれからあなたと一緒に観ていくことにしましょう。
レッスンを運営する側のちょっとした工夫なども覗けますので、読み進めてみてください。
レッスンの時間はどのくらいが良い?
ひと言で語るのは難しいかもしれません。
勿論、そこにはレッスン代、入会金等の料金も加わってきますからね。
時間とレッスン代の比較として、内容を載せているページもありますので、必要なあなたにはそちらのページをご覧ください。
今回は、時間とレッスンの内容、形態(マンツーマンなのか、グループか)にフォーカスをあてて進めましょう。
内容による
先ずは、内容によりますよね。
何故って?あなたにとって有益なためになるレッスンだったら、
60分はあっという間だからです。
こんなことありませんか?
楽しいことや有意義なことをしていたら、
「あっという間」に時間が経っていた。
こんな時、人の集中力、体感するスピード、課題に取り組む能力がグンと上がるんです。
ところで、人の集中力はどのくらいが限界なのでしょうか?
よく言われているのは
一般的には90分
ただし、集中力の波は15分周期
この周期を活かしたやり方を考えると良いらしいです。
小学校低学年の段階では、この周期がはっきりしていて15分で飽きてくると言われています。
それでも、マンツーマンレッスンが15分で終了した場合、
人によっては、ウォーミングアップで終わってしまうということでしょうか??
マンツーマンレッスンか、グループレッスンか
ここでは
- マンツーマンレッスン
- 生徒さん数人(2人~4人程度)
- 生徒さんの人数(6人~10人)
- 生徒さんの人数11人以上
以上、4つに分けて進めていきましょう。
あくまで、僕の考え方、運営者サイド、トレーナー側からの意見となってしまいます。
✔ マンツーマンレッスン
マンツーマンでのレッスンの場合、比較的多いのが
30分
40分
45分
50分
60分
こんなところでしょうか。
60分を超えてしまうと、さすがに集中力が途切れてしまう人もいるかもしれません。
でもです。しっかり集中できるのは60分!
最近、出講レッスンで60分マンツーマンを担当させていただいております。
じっくりとレッスンできる時間枠。僕はそのように感じています。
30分 これだと短すぎます。
何ていうか、歌っているときAメロやBメロが気持ちよく歌えていたとしましょう。
この調子でサビを歌おうとしたら、担当の先生から歌を止められた!
こんな感じに近いのかもしれません。
40分だとレッスンの進み具合などのテンポはどうなるんでしょう?
凄くマニュアル化されていて、それに乗っかって進めていくんならいいんでしょうけれど、
それだと個人レッスン(マンツーマン)の意味がなくなってしまいます。
45分は大手ミュージックスクールが多く取り入れている時間枠です。
僕も昔、6年ほど某全国展開型スクールのトレーナーとしてやっていましたが、レッスンの回転は早かったですね。
生徒さん側はどうなんでしょうかね。
先ほどの15分周期説に照らし合わせると、
導入部15分、じっくりと15分、応用とまとめが15分で
集中力もつきやすい感じでしょうか?
50分の場合、生徒さんからの質問がじっくりできる時間枠がプラスされます。
例えば、15分→15分→10分→10分のように割り振ってもいいでしょう。
1コマ50分という時間枠は、トレーナー側がレッスンの内容の組み立てに関して色々とアレンジできる時間枠だ。
そのように考えています。
ワンバイブスは、50分レッスンです。
✔ 生徒さん数人(2人~4人程度)
以前、グループレッスンをやっていた時に
90分 生徒さん2人(いわゆるペアレッスン)
120分 生徒さん3人
といった時間枠でレッスンを組み立てていました。
ここは確実にスクールの方針として意見が分かれるところでしょう。
同じスクールや教室の中でも意見が異なる場合が良く出てきます。
時間と人数の組み合わせは、いろんなパターンが考えられるますね。
80分 生徒さん2人
100分 生徒さん3人
120分 生徒さん4人
注意する点は、集中力が途切れてダレないようにすることでしょう。
ペアレッスンで60分というスクールを見つけましたが、これも受けるあなた(達)によって、賛否の分かれるところです。
やったことはありますが。楽しんでいると、
2人で60分レッスンは、直ぐに終わってしまいます。
時間枠は再検討するにせよ、このぐらいの人数のグループレッスンはイイですね。
機会があったらまた再開したいと思っています。
2000年の頃、音楽専門学校でやっていたボイトレの授業って何分だったのかなあ?
30人くらい入る部屋がぎゅうぎゅうだったことを記憶しています。
70分?80分?
忘れてしまいましたww
✔ 生徒さんの人数(6人~10人)
この人数より多くなってくると、
90分/コマ×2コマ分
なんていう組み方も出てきます。
方略によっては、いろんなやり方が出来ますので、受ける生徒さんも楽しくなるでしょう。
ここまで書いていて、僕は大学生の生徒さんの言ったことを思い出しました。
(大学生だから、生徒ではなく学生だろう!!というツッコミは、ちょっと置いておいてください(笑))
(氏名表示兼により名前は伏せておきます)
100分お時間枠が長いかどうかはさておき、大学でのゼミの人数が6人~10人だと、深掘りということに関しては、ちょうど良いのかもしれません。
✔ 生徒さんの人数11人以上
大手芸能プロダクション並みでしょうか?
何かの養成講座や資格試験対策講座などもこのくらいの人数でしょうか。
また、経営戦略セミナーや自己啓発等のセミナーも、このぐらいの人数から始まっていますね。
これだけ人数が多いと、ひとりひとりにかけてあげられる時間が減りますよね。
そして、先生との距離感がだんだんと微妙になってきます(笑)
何故でしょう?
はい。はい。。。
そこは、デメリットなんでしょうが、
僕は、そのように考えています。
また、やり方によっては、グループカテゴリー分けをしてアクティブラーニングのような進め方をしてみる。(ざっくりとですみません)これもひとつの方法でしょう。
ひと言
今回はあくまでも、リアル、対面で行なっている場合について書きました。
あなたは、どのように考えますか?
レッスン時間、内容、そしてやはりお金との関係で決めましょう。
これがオンラインレッスンだと、時間内容レッスン代の条件が違うのは言うまでもありません。この辺りのところは、日を改めて詳しく書きたいと予定しています。