ここ数年、ワンバイブスではスタッフの体制構築としていろんなことの連続でした。
- 外国人トレーナーを雇ったこと
- 新人トレーナーの育成が大変だったこと
- 外注トレーナー制度を設けたこと
- この4年で産休育休のトレ―ナーが2人いらっしゃったこと
- 産休トレーナーの生徒さんたちの引継代講戻しに苦労をしたこと
- 生徒さんから「やはり産休の先生が良い」といわれて休会退会されて残念だったこと
- 室長が大病を患ったこと
はい。ほぼ、本音を暴露ですねw
でもこれでよいと考えています。
何故なら、この記事を見てくださっている方の中には、同業他社の社長さんもいらっしゃるからです。
教室の現状、アリのままの姿をお伝えすることで、アドバイスを頂きこちらが参考にしたり、逆に参考にして頂いたり。
差別化と言われていますが、ウチは不正競争防止法にひっかかるようなことはしない(当たり前ですが)と思っています。
あくまでも
業者間の公正な競争を確保して、国民経済の健全な発展に寄与(第1条)
したいわけです(笑)
別にカッコつけてイイトコだけ見せようなんていう気はさらさらありません。そんなのは代表のエゴだと感じています。
それで、
そう感じてしくみを変えてみることにしました。
当教室に入会してレッスンに励んでいる生徒さんはもちろんのこと、これから体験レッスンを受けてみようと考えているあなたにとっても良い情報提供となるでしょう。
ボイトレのレッスンは2-1体制で実力アップ♪
ワンバイブスでは今後、生徒さんとお話をし、2-1(two-one)体制へ少しずつ移行してゆく事と致します。
実は、先に箇条書きで挙げた出来事の中に2-1体制のヒントが隠されていたのです。
2-1体制とは?
これにはふたつの意味が隠されています。
その前に、当教室で行われていたスペシャルレッスンの事をお伝えしなければなりません。
スペシャルレッスンを変更いたします
2011年4月から7年もの間、現行生徒さん方にはスペシャルレッスンの仕組みをご理解頂き、誠にありがとうございました。
このレッスンは、今後取りやめといたしました。
廃止、無くすというより変更いたします。
スペシャルレッスンを2-1体制に変える理由は、
✔ スペシャル感、お得感が無くなってる状態だから
これまでは、スペシャルレッスンを行なっている理由に「お得感」を前面に打ち出していました。
ところが、女性トレーナーの産休育休のための体制にシフトしてからは、だんだんとスペシャル感、お得感が薄れていきましたね。これは否めません。
もちろん、産休育休が悪いといっているのではありません。
スペシャルレッスンは産休育休体制に合わないという事なのです。
それならば、、、ということで打ち出したのが2-1体制です。
トレーナー2人で生徒さんにレッスン
2-1体制の2というのはトレーナー2人という意味です。
1というのはレッスンを受ける側の生徒さんです。
複数講師体験パックを受講して入会した生徒さんから言われた事ですが、
う~んナルホド!
そういう解釈も間違ってはいませんよね。
この体制も同じです。
レッスン中に2人のトレーナーから同時にコメントを貰うという事ではありません。
- 複数回(5回~7回)をひとりのトレーナーが行なう=メイン
- 相対評価や今後の指針、突出科目や項目(1回~2回)を別のトレーナーで回してゆく=サポート
といった流れです。
実はこの方法、某大手スクールでトレーナー業務に携わっていた時やっていました。大手のスクールでしたので、生徒さんの数もチーフ以外の非常勤トレーナーも多くいらっしゃいました。今はこの方法をやっているかどうかは定かではありません。
大手では、一人の生徒さんにつき3人、または1回ずつ先生を交替してレッスンというやり方もあります。
当然のことながらメリットもデメリットもあります。
▼メリット
生徒さん側
- ひとりのトレーナーに対してのナアナア感、甘えがなくなる。
- 理解する、メニューや練習をする、実際に伝わる事の違いを実感できる。
- 同じ内容をいろんな考え方や見方をする事で様々なテクニックを習得できる。
- 質問の応えがいろんな角度から見えてくる。分かってくる。
- A先生は発音、B先生は音域など、科目や項目のアレンジができ、レベルアップの助けとなる。
トレーナー側
- 仲間スタッフがどのようにレッスンを進めているのかを知りながら、自分へのフィードバックとなる。
- 前のトレーナーを引き継いだ結果、レッスンに膨らみと広がりと深みを持たせることが可能。
- お互いに勉強になり切磋琢磨でき、レッスンのカテゴリーを増やせる。
- 例えば自身の病気、親族の不幸等、突発的な事や緊急性を要する場合、休講や代講の選択がやりやすくなる。
▼デメリット
生徒さん側
- 理解できないところはしっかりと質問しないと、混乱する。
- 1回ずつ交替でレッスンを受けていると、点から線へつながりにくくなる。
- あまりトレーナーをコロコロ変えて浮気?していると、中期の目標がぼやけてくる。
トレーナー側
- キチンと引継をしていないと、ワンレッスン完結型になりやすい。
- トレーナー自身の自己満足に終わりやすくなる(これは自分への戒めでもあります)
- 自分の色を出し過ぎると、生徒さんに対して全くかみ合わない場合もある。
生徒さん2人でレッスンを受ける
将来的にはグループレッスンを活性化させたい室長にとって、生徒さん2人、トレーナーひとりの体制も悪くはないと判断します。
これも2-1体制。
▼生徒さん2人の場合のメリット
生徒さん側
- 生徒さん同士で切磋琢磨できる。
- 仲間意識が芽生え、分からないところは助け合える。
- 上との関連で、生徒さん同士で説明や教え合うことができる。
- 創造、工夫を目指せる。
トレーナー側
- 同じ内容を伝えても結果にばらつきが出る事が分かり、次への課題ときっかけになる。
- 教え方や内容は時代に添って変化してゆくことを知ることができる。
- 生徒さんのビリーフ(信念、信条)が判断できる。
- 結果、効果と成果のチェックができる。
これ、いくつか注意点と段階がありましてトレーナー側は
- 能力を比較させるよりも、生徒さん主体で参加型形態にする。
- 認められたい欲求が出過ぎた場合、本来の目的や目標を思い出してもらう。
- 公平な評価ではない「えこひいき」とならないように、客観的な判断力、相対評価できるチャートや資料を作成しておく。
▼こちらも参考にしてください。
唯一絶対の教え方は存在しないという立場に立っているワンバイブスです。
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