前回は、「最近の体験レッスン事情-令和に入ってから・・・(その1)」ということでタイプ別、モチベーション別に分けた内容でお届けしました。
今回はその続編をお届けいたします。
ボイトレ教室に対してのイメージを変えよう♪
ボイストレーニングやボイトレスクール、教室に対してはこれだけ情報が氾濫しているにもかかわらず、未だに事実としての情報が伝わっていない感じがあります。
- ボイストレーニングは声楽っぽい
- ボイストレーニングなんて不要だ
- ボイトレはプロがやるものだ(前回コラム記事参照)
などなど・・・。
ここで、ボイトレスクールや教室に対してのイメージを変えてみませんか?
当教室の生徒さんも、他のスクールの生徒さんも、これからどこかのボイトレ教室で体験レッスンを受けてみようと考えているあなたにも役立つ内容なので、目を通しておいてください。
※なお、今回出した割合はあくまでも当教室で出された数字。当教室比ということでご理解願います。
ボイトレ教室へのイメージ~あなたの「素敵な?」カンチガイ
それではひとつずつ見ていきましょう。
若い人たちが多いのでは?
ワンバイブスに限ってですが、40代以上の方が6割です。20代~30代の若い世代の人たちよりは多くなっています。
某大手教室の「大人の音楽教室」ではありませんが、ワンバイブスでもミドルエイジ、シニアエイジの方々に入会いただいているのです。
女性の方が多いのでは?ちょっと通いにくいかも・・・
今回の記事を書くにあたってワンバイブスで在籍生徒さんの男女比を確かめてみました。現状、阿佐ヶ谷、あざみ野、生田の三教室合わせるとですね・・・
ナ、ナント!
女性が1名多い現状でした!ほとんど男女の比率は同じだったわけです。またこれも凄いね!
それに、ワンバイブスではマンツーマンレッスンが8割を占めています。あなたの性格によってグループレッスンが良い場合もあります。そこは1回や数回のレッスンではトレーナー側、スタッフ側も判断できませんので、じっくりとコミュニケーションをとることになりますね。
とはいっても、やっぱり初心者では敷居が高い気がします。
いえいえ、前回の記事にも書きましたが8割の方が趣味。その中でも6割の方がボイトレをやったことのない初心者の方です。初心者だから興味深く習える、初心者だから声について歌うことについて言葉について新しいことを身に付けられると考えてみてください。
歌なんて歌うなんて思ってもみなかった70代の女性が、今では洋楽も含め2年半で14曲のレパートリー。凄いと思いませんか?!
子供の頃、習い事でピアノをさせられていたんです。正直止めたいと考えていました。歌には興味あるんですが、習い事というと子供時代のピアノのことを思い出し、ちょっと腰が引けてしまいます。
このような方、潜在的に多いですね。親の期待で無理やりやらされていた。
しかし、この考え方の場合、全ての習い事に当てはめてしまうのなら、
習い事が可哀相です~~~( ;∀;)
ボイストレーニングも同じとは限らないと思います。そもそもの動機を考えてみてください。何のために歌を習いたいのか?声を良くしたいのか?これが達成されたら、上達出来たらどんな気持ちなのか?
ワクワクしませんか(^_-)-☆
譜面なんてわからないし、譜面読めないとダメですか?
譜面に慣れたい、読譜のレッスンもしたいのならお申し出ください。また、入会した時には読めなくても、必ず少しずつ読めるようになってきますので安心してください。
そうはいうものの
譜面なんて絶対に嫌だ!!
といったビリーフビシバシのあなたには、譜面読みは強要させません。
ただし、教室側も譲れない部分もありますのでご了承ください。例えば
ナレーターになりたいんだけど、アクセント辞典を使うのは嫌だ。
という方はご遠慮いただいております。
作曲したいのにコード理論や進行を勉強するのが嫌だ!といっているのと等しいためです。
忙しくて時間がないんです。週1回のように定期的に通えません。
今さら、練習ですか?繰り返しの練習なんてあまりやる気がしません。手軽に伸びないですか?
このふたつはどちらもスケジュール管理、モチベーションとやる気の部分からきている言葉ですね。
ワンバイブスでは月4回(週にすると1回)と月3回があります。他のスクールにあるように月2回や1回はありません。
正直、月3回を導入、月2回を廃止しようとしたとき、スタッフから反対にあいました。しかし、月2回を無くした方が教室側の売り上げメリットがあります。
これは、考え方を変えると受ける生徒さん側にもメリットがあるのです。
某調査によるとボイトレ教室も含めた音楽スクールのレッスン回数は
月平均 2.8回 だそうです。
考え方を変えてみると、月4回を4コマとした場合、または月3回を3コマとした場合、1日に2コマとって、それを月に2回とったら、1カ月に通うのは2日にするのは可能なのです。
出張が多く忙しい人の場合、休会などしなくても、工夫をすればいくらでもレッスンはできます。例えばオンラインでZoomを使ったレッスンの場合、出先でも時間が取れれば大丈夫です。
レイテンシーなど音の遅れを気にする人もいると思いますが、Zoomを使って別のやり方をやれば全く問題ありません。実際このやり方で、出張の多い生徒さんに対してレッスンを行なっています。好評ですよ!
▶ Zoomとボイストレーニング についての記事
さらに、練習する時間もない場合、「練習する時間」と特別にとらえているからできないのではないでしょうか?
テレビを見ながら、通勤途中に階段をのぼりながら、人駅前で降りて歩きながらなど、工夫をすればいくらでもできると考えています。
上達を焦る必要なんて全くなく、自分のペースでやっていれば問題いないと考えています。
それだとやる気が起きないし続かないという人には、トレーナーと一緒に目標を立ててみましょう。
声を出したり練習をする効果は歌が上手くなるだけではなく、次のような効果もあります。これは年齢関係なく期待できます。
- 抗うつ効果
- 脳梁の発達
- 聴覚の発達で認知症の促進を食い止める
- 口腔関係(誤嚥性肺炎予防)
- 他の学びとの関連によるシナジー効果(例えば、ハーモニカや日本語教育など)
では、ボイストレーニングをやれば全てのことに於いて効果があるのか?というと、そうとも言えない場合もあるのです。良いといった噂が広まっているだけで実際は「?」の効果もありますので、注意が必要です。例えば、下をクリック。
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