ボイストレーニングをオンラインレッスンで

Zoomレッスン2020 スクール探しと受け方の達人

今年(2020年)の新型コロナウイルスの感染拡大騒動は、全世界を巻き込み経済にも深刻な打撃を及ぼしています。

この度、不幸にも新型コロナウイルスにかかってお亡くなりになられた方々、ご遺族の皆様には哀悼の意を表します。そして、感染されている方々が一日も早く快方に向かうようにお祈り申し上げます。

また、ライブハウスや劇場、映画館、お店等の人が密集する場所には出入りが制限されるなど、ダイレクトにお客様を相手に仕事をしている方たちにとっては、各自のイベントやセミナー開催、開店に対しての判断も含めて、大変な時期の中にあると思います。最近の日常生活に支障の出ている状況が、一刻も早く改善されることを願います。

こんな状況ですが、これでもボイストレーニングはできますよ!と言うお話です。

オンラインでもできるボイストレーニング。ボイトレのレッスンはオフラインで、対面でやらなければならないという固定観念を崩す良い機会です。

ボイトレレッスンではオンラインとオフラインを効果的に活用

ワンバイブスのボイストレーニングメディアミックスのレッスンです。そうはいっても、実際のレッスンではマンツーマンの個人レッスン形態が多いです。

今回の新型コロナウイルスの影響で、レッスンを3月後半にずらした生徒さんが3名、その他は通常通りレッスンする生徒さんでした。

その中でもZoomを使ったオンラインレッスンやってみようと試みたた生徒さんが2人。興味ある生徒さんが僕の知っている限り7名いました。就職活動中の生徒さんの中には、対面とオンラインを使い分けてレッスンしている人もいます。

これが当教室の正直な状況です。

ボイストレーニングは、オンラインでもレッスンができる!

レッスンの一部は、オンラインでもできる事が証明されています!(当教室比)

使えるツールはどんどん使いましょう。僕はそう判断して使っていますし、生徒さんにも伝えています。確かに制作・製作分野(作詞作曲)や楽器レッスン等に比べると、オンライン化する場合には工夫が必要になるでしょう。

こういうツールって、やりたがらない人ほど、いろいろな理由や屁理屈をつけてやりたがりませんw

でもです。

今は、そんなこと言っている状況じゃあないでしょう。
これから益々必要となってくる使い方を考える方が楽しいと思います。

まず失敗してもやってみてください。使える範囲+αで少しずつ覚えていけばよいだけの話です。

ちょっとやってみたら、

こんなことができるんだ。ここまでできたよ♪

という発見と面白さにズンズン入り込んでいくでしょう。何よりも相手との距離を考えずに出来るのがいいですね。気後れせずやってみましょう。これが大事。

ボイストレーニングのレッスンはツールミックスで
前回の「教育界も研究しているある形態のレッスン」はいかがでしたか? これまでのところ ☑ 1回目 個人レッスンとグループレッスンについて ふたつの違い。それぞれの長所と短所を比べました。 ☑ 2回目 担当トレーナーのスタイルとタイプを見抜くマル秘術 個人レッスンでもグループレッスンでも担当トレーナー...

Zoomをやるときれいになる?!

このZoomで出来るメリットとしてはいろいろあります。その中に「顔出し」があります。もちろん他の目的で通話だけの場合は、顔を出さなくても大丈夫なんですが、ボイトレの場合はやはり顔出しが条件です!

  • ウェブカメラ
  • マイク
  • ヘッドセット又はイヤホン

は用意しておきましょう。

ということは、顔出しをした場合、背景にあなたの部屋が映るのです。

プライベートの空間を覗かれて、イヤだなあ。

と感じるか

じゃあ掃除しよーっと。

と思うのか?それはあなたの行動次第です!

僕がそうであったように、顔出しすると部屋をきれいにできます。何よりも掃除する習慣がつく。これは隠れたメリットですね♪

それでも嫌だ!という強情なあなたに対しては、

設定➡バーチャル背景

を選ぶことで、バックの画面を変えることが出来ます。自分の好きな画像や動画を背景にすることだって可能です。ただし、バーチャル背景を利用する為には、グリーンのスクリーン(大きな布等)が必要になってきますので、手に入れてから試してみましょう。

Zoomを使ったレッスンでできること

次にあげるレッスンは確実にZoomでも出来ます!少しずつ方法を改善する度に面白いことが出来ていると感じています。

  • 話し言葉レッスン:ナレーション、アナウンス、滑舌の練習
  • 朗読レッスン:作品の朗読と意見交換会
  • 吃音改善レッスン:全般
  • リズムトレーニング:相互でクリックを慣らしながらのリズムトレーニング
  • ケア・メンテナンスのレッスン:ストレッチ、呼吸、ハミングを中心にした項目
  • 課題曲を決めるための曲吟味、楽曲研究のレッスンとイメージトレーニング
  • ハーモニカのレッスン:ポジション奏法とコード理論との絡み
  • その他、可能性があると感じられること

こういったことは少し工夫をすれば、いろいろと思いつくものです。トレーナーと生徒さんとで意見を出し合ってまずは試してみる。これがお互いの成長に大切なことだなぁと感じています。

他にもオンラインでやりとりをするアプリはありますが、Zoomを使っている理由はその多機能面にあります。

✔ 参加人数の多さと安定性
✔ 画面共有がPCはもちろん、それ以外の端末でも可能なこと(スマートフォン、タブレット)
✔ クリックでレコーディングが可能(後でレッスン動画として復習できる)
✔ 無料版でも工夫をすれば結構使える

無料版の場合、マンツーマンであれば時間は無制限です。しかし、3人以上になった場合、40分で終わりにされてしまいます。ここで有料版にするか?それとも無料版でも工夫するのか?それはあなた次第です。

あれから9年経ちました 9年後の今日は・・・

さて、9年前の3.11は東日本大震災でした。ちなみに14時46分のあの時、僕はあざみ野教室で対面のレッスンをやっていました。そして9年後です。

こういった閉塞感のある時に声を出したり歌ったりすると、自分と周りが元気づけられる事は、経験済みですからね。マスクの使用についてもいろいろと言われていますが、マスクつけてもいてもつけていなくても歌えます!ただ、マスクつけながら歌うとくすぐったくてくしゃみが出そうになるのは否めません。(^^;

9年前のことを思い出しながらも、今回の新型コロナウイルス騒動が一刻も早く終息できるように祈るばかりです。

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