ラップ(rap)
これからお話することは、音楽手法や歌唱法のそれです。
プロソディ(韻律)を組み込み、リズミカルな演説やストリートの言葉としてメッセージを伝えます。そして、バックビートや伴奏など様々な方法で歌い、唱えられます。
さらに、ラップの要素には、「内容」(何が言われているか)、「フロウ」(リズム、韻)、「話し方」(終止、声調)が含まれるといわれます。なるほど。ここ数年また流行っているようですね。
歌の設計図はボイストレーニングによって描ける
今回の生徒さんは60代女性(以下、「姉さん」と敬意を込めて書くことにします)。前回の男の子と同じように10年近くレッスンを続けてくださっています。
彼女の得意は ナ、ナなんとヒップホップ!
ちょっとびっくりしましたか?
元々姉さん、外タレの曲が好きで何曲も歌っていました。ところが数年前からあるアーティストの「推し活」を始めたところ、
ラップをやりたいんだけど。
との提案が・・・。
ちょうどその頃、私は日本語教育で得た知識を話し言葉で使ってみた時期でした。そうしたところ効果覿面!音楽にも応用しようと考えていた矢先のことでした!
ワンバイブスでは60代でラップも歌える
今では姉さん、難しいラップをヒョイヒョイ♪と出来てしまうのです。凄いと思いませんか?それもカッコよく滑舌よく演れるのです。恐るべし「推し活」の威力!
そのような理由で姉さんがワンバイブスに入会、今日までの経緯をまとめてみました。
60代ヒップホップ・シンガー―入会までの経緯
Q1.まず、ワンバイブスに入る前、声のどんなことに悩んでいましたか?
A.ピッチが当たらずフラットしがちでしたが、なかなか自分では原因をつかめませんでした。
Q2.続いてワンバイブスを知ったきっかけを教えてください。
A.次のライブを控えていたので、とりあえず近くのボイトレ教室をネットで探したところヒットしたので。
ライブが控えているから、体験レッスンでプロのトレーナーに診てもらいたい。これはコロナ前によくあるきっかけでした。しかしいったんコロナ禍では減ったものの、5類になってからはこのきっかけは復活しています。
Q3.そうした中、体験レッスンを受けようと思った理由は何でしょうか?
A.ボイトレは初めてだったので、どのような感じか体験したうえで申し込もうと思いました。
「添う」そして「合わせる」ということ
Q4.そして体験レッスン。入会の決め手は何でしたか?
A.個人レッスンで*自分に合わせてメニューを組んでくれることとレッスンしてくれた先生が信用できそうだったこと、時間・場所ともに利便性が高かったこと、ですかね。
【補足】
なお、*自分に合わせてメニューを組んでくれるについて補足します。当教室では体験レッスン時、受講生の方に対しては「合わせる」という言葉を使いません。何故なら、まず体験レッスン受講生に「添う」ことをしなければ、「合わせる」ことも出来ないからです。言い換えると初対面で始めから合わせられますか?難しいでしょう。
つまり、「添う」の過程をとおった後「合わせ」ないと、歌の設計図がメチャクチャになってしまうわけです。これは、私が代表室長になった頃から一貫してブレていない考え方なのです。
こんなわけで、10年近くの年月を経て姉さんとは「合ってきた」という感じでいます。
推し活のチカラは凄い―入会後の変化
さて、続けましょう。
Q5.レッスンをやり始めてどんなことを感じましたか?
A.歌うことが好きだなあという気持ちだけで漠然と歌ってきましたが、やはり基礎は大事だ!そして、うまい歌にはちゃんと理由がある、ということです。
「うまい歌にはちゃんと理由がある」確かに姉さんの発言どおりです。
Q6.それにしても、ここまで続けてこられた理由は何ですか?
A.筋トレと一緒で続けることが大事だし、少しでも上手くなればその次の課題は必ずあって探求は終わりがないし、何よりも歌いたい歌が歌えるようになる!という実感があるからです。
Q7.これから自分の声や歌がどのように伸びれば嬉しいですか?
A.推し(SKY-HIさん)の言葉に「歌の設計図が描けるようになるといいね」ってのがありまして、それです。
「歌の設計図が描ける」とても良い言葉ですね。だからこそボイストレーニングを武器に、歌の設計図を一緒に描きたいのです。
歌の設計図を描くにための3つのこと
ともあれ、歌の設計図をキチンと描くためには、私たちボイストレーナーの進め方と、生徒さん自身の学び方が大切になります。ワンバイブスでは生徒さんが正当に描けるように、入会後、下のような特典をご用意しています。
要するに、「この3つの特典を使いこなすことによって自由に歌の設計図が描ける」というわけです。それは、
- 全体像
- 発声器官
- メタ認知
以上3つです。
はじめに全体像を把握する
次に発声器官の学習をする
とりわけ第3の自分の学び方を客観的に知る事(メタ認知)は大事
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