ボイストレーニングで「やること」8つのアプローチ♪
ボイストレーニングは、腹式呼吸と発声だけやればよいのでしょうか。スクールや教室によって明確にしている所とそうでない所があります。また、独自のメソッドややり方を打ち出している所もあります。
マトリクスを描いてシンプルにしていくと、ボイストレーニングでやること、曲を歌う時にやることは20も30もないのです。
【マトリクス(matrix)】とは、
母体、基盤という意味です。 ボイストレーニングのマトリクス基本項目は8つです。
土台の8項目は押さえておこう
関わってくる項目は上の8つです。これは、どこのスクール、教室に行ってレッスンを受けたとしてもこの8つに収まるでしょう。
これをさらに3段階に分けてみると、上の図のように色違いで分けられます。
第一段階 1.フォーム、身体作り 2.ブレス(呼吸法) 3.リズム
第二段階 4.発声 5.音程(ピッチ)
第三段階 6.音域(声域) 7.発音、滑舌 8.フレージング、表現力
この段階は、そのまま基本となる4つのステップになります。
▼ステップ1. 土台=フォーム、身体作り、リズム
▼ステップ2. 呼吸器=ブレス(呼吸)、リズム
▼ステップ3. 発声器=発声、音程(ピッチ)、音域(声域)
▼ステップ4. 調音、構音器=声を加工 発音、滑舌、フレージング、表現力
そしてコーラスを入れると9つ
歌にコーラスを入れる場合、音程と関わりがあります。マゼンタ色の文字になっているコーラスの種類ウーアー系、ベル・トーン、字ハモ等を覚えていきます。
バランス良く鍛えよう
これらの項目は、バランス良く行わないとなりません。
このマトリクスの真ん中にある「ボイストレーニング」を「課題曲」だったり、「オリジナル曲」にすれば、やらなければならないアプローチが曲の中でハッキリしてきますね。
下の動画では、全体から8つのアプローチを解説しています。さらに興味のある方は、ご覧ください。
まとめ ボイストレーニングの項目は8つ+ワン(コーラス)
今回のまとめです。こうやって可視化すると点が線になり、それぞれバラバラだった項目が繋がってくる。そうすると、レッスンでの習得や体感力も上がると考えています。
▼それぞれの項目は、別の記事で説明しています。
☑ 1.楽器となる身体作りとフォーム 2.ブレス(呼吸法) 3.リズム 4.発声 5.音程(ピッチ) 6.音域(声域) 7.発音、滑舌 8.フレージング、表現力(ボーカルテクニック)
☑ さらに、ハモリ、コーラスが加わる場合、9つになる。そして大切なこと。これらの項目群は、それぞれ独立しているのではなく、お互いに繋がっている。
ボイストレーニング『声ナビ帳』をはじめとする無料プレゼントを奮発
動画の中で使われていた「マトリクスチャート」をレイアウトし直した『全体マップ<魚の骨>』をこのページをご覧の方に無料でプレゼントします。この1枚のシートのみならずボイストレーニングの全体が分かる『声ナビ帳』となっています。歌う音楽での分野、話す・読む分野に分かれていて、アナタが表現力をアップさせるための方法・方略も満載。
ココだけの話、何処のボイストレーニングスクールや教室に行ってもこの8つの項目のどれかを行なっています。是非手に入れて使い倒してくださいね。使い方は2回目の動画をご覧ください。