やってはいけないボーカルの練習方法はいくつか挙げられます。例えば
ウォッカやウィスキーをロックの状態で飲みながらロックを歌うw
➡やってみると分かりますが、翌日は大変なことに・・・・。あ、絶対やらないで!
タバコを吸いながら歌う
➡ふた昔前は、それがミュージシャンのスタイルといっていたりもしましたが・・・
オールナイトでスタジオリハ
➡リーマンショック以降、コロナ禍ではこういったスタイルは超激減しています。
今回は、直接喉に負担はかからないんですが、やってみると実に危険な練習です。今はやるべきではない。でも方法によっては効果的なな練習方法をお伝えしましょう。
曲の演奏をイメージしながらテンポ感覚を掴む
このトレーニング、どちらかというとイメージトレーニングです。その昔、室長がよくやっていた独自の?テンポキープのトレーニングです。
ある曲を頭の中でイメージさせながら鳴らしておき、再度聴いた時にテンポが合っているかどうかを確かめる練習です。
テンポ感一致?トレーニング
学生の頃、実際に寮生活を行なっていた時の方法です。相部屋だったのでこんなことをして遊んでいました。今思い起こすと、この遊びが良い練習になっていたんだなあと思っています。
それは、コレです。
- 曲を聴きながらある時点でその場を離れる
- 曲はそのままかけてもらうように相方にお願いする
- ただし曲は自分の頭の中で流れているようにする
- 自転車に乗って用事を済ませて帰ってくる(用事とは、例えばポストに手紙を入れる。お金をおろすなど数分で出来る用事です)
- 頭の中で鳴りっぱなしだった曲の進行具合と、実際の曲の進行具合が一致しているかどうか?戻った時に確かめる。どの位ズレているのか?
このトレーニングが行える制約、制限
このトレーニング、どんな曲でも行えるというわけではありません。
★好きなアーティストの曲でないと難しい
★曲の構成を完全に把握しないとダメ
★用事は5分かからない用事
★田舎だから出来た練習
★好きなアーティストの曲でないと難しい
僕は例えば当時流行ったそして好きだったTOTO、Journey、Zeppelin、ASIAなどでやっていました。好きなアーティストの方が曲のイメージしやすいからです。
★曲の構成を完全に把握しないとダメ
好きなアーティストの曲は、曲の構成を覚えています。ということは曲の構成を覚えていないと、この練習は無意味という事になってしまいます。
★用事は5分かからない用事
5分以上の用事ですと、曲が終わってしまいますw 当時、室長がやっていた曲の数々です。大雑把に5分を1曲ととらえてみると、当時の曲は長い曲が多かかったなあ。
- Asia- Only time will tell(時へのロマン)04分49秒
- Journey – Escape 05分17秒
- TOTO Live 1979 – Girl Goodbye 06分28秒
- Led Zeppelin – Stairway to Heaven 狂熱のLive 10分40秒
★田舎だから出来た練習
車なんて数えるくらいにしか通りません。何せ大きな田んぼのど真ん中、山の麓に学校がズデェ~~ンと建っていましたから。絶対に大都市圏ではできない練習。歩きながらやったとしても人や物にぶつかって密になるw
危険ですw
今でもできる方法にアレンジしよう
今でもできる方法に工夫をしてみると良いでしょう。練習自体はテンポ感覚を掴む良いトレーニングとなっていますのでお勧めします。
例えば、
- 曲の途中でボリュームを絞って聞こえなくする。
- その間何か別のことをやっている。
- 1~2分位経ったらボリュームを上げる。
当然、ヘッドフォンやイヤフォンは耳に付けっ放しです。これだけの練習でもハシリ気味な人、モタリ気味な人に分かれます。
あるSNSでこんなフレーズを耳に・・・。某女性トレーナーがこんなことを投稿していたのです。
耳で聴いて、耳で歌う ・・・つもりで歌ってみて!
ナルホドなあ!と感心しました(^O^)/