発声練習の評価は小分けのステップにして

マイクが歌っている ボイトレジム
Asoy IDによるPixabayからの画像

世の中、色んな種類の発声練習がありますよね。例えばリップ・トリルを回しやすくする練習、またミックスボイスをスムーズに出せるようになる練習、さらにはリズムパターンの基礎トレーニングなど。

声を伸ばすためには、どんな練習でもいきなり

出来たぁ!

ということはあったり、なかったりしますよね。

今回の内容は、出来ないことが出来るようになるまでのプロセスをお伝えしましょう。これはひとつの提案として参考にしてください。

出来る出来ないの間のプロセスが大事

着実に段階を踏んでしてステップアップ

そうなんです。出来る、出来ないと2者択一で決めるのではなく、その間に幾つか段階を設ければよい。僕はそのように考えています。

まるで階段を上るようにワンステップずつ上達してゆく。また人によっては小分けにして自己効力感をあげてゆくといった言い方も出来るでしょう。

いわゆる過程(プロセス)とのバランスです。

意識と理解と出来るのバランスを考えよう

では、その間を埋めてゆくプロセスをお伝えします。次の項目の組み合わせによって間を埋めてゆくプロセスが出来あがります。

まずは、意識です。これは

  • 初めてなので意識していない
  • だんだんと意識する
  • そして意識しなくても

の3項目です。

次に理解度です。これは

  • はじめは分からない
  • ただし誤解している
  • ひょっとしたら理解不足かも
  • 理解している

の4項目です。

そして出来るか、出来ないかです。

  • はじめは出来ない
  • 次に出来たり出来なかったり
  • 出来てくると時々ミスする
  • 体調によっての変動を分かっている
  • 最後に出来る

これら5項目です。

自己評価も大切

ところで、あなたは「評価」ということを次のように考えていませんか?

「評価」は先生、トレーナーがしてくれるもの。・・・でしょう?

いいえ、そうとは言い切れないんです。

メタ認知と言って、自分自身を俯瞰できる力、客観的に自分を見る目られる力のある人が自己肯定感(特に自己効力感)を得られやすくなります。

先生、トレーナーの評価とあなた自身の評価。これらふたつが掛け合わされてあなたの歌声の実力が上がってゆく。僕はそのように確信しています。何故なら、教室の生徒さんたちが結果を示してくれたからです。その効果は絶大で、成果として表れています。

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Excelなどで表を作成し、自主練シートとして活用すれば、あなただけのオリジナルメニューとなるはずです 。興味のある方は試してみてくださいね。

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